農業体験2017年(1)

フサスグリ

長男に定植してもらった、フサスグリが小さな実をつけました。もう少し大きくなって、熟すと赤くなり「レッドカラント」とも呼ばれます。北海道では「カリンズ」と呼ばれ、グズベリーと一緒に庭先によく植えられるそうです。

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 農業体験

 5月、6月は道内の中学校から来ていただいています。この時期、苗の定植や種蒔きの仕事がたくさんあります。今年は、耕作面積を小さくして、夫婦二人で食べられる分だけを目指しています。その代わり種類を増やしたいと思っています。

 5月22日は、馬鈴薯(キタアカリ、男爵、メークイン)と5月初めに芽出ししたスイートコーンを植えてもらいました。

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 それぞれ10m程度の作付ですが、十数人でするとあっという間でした。生育の様子をプログでアップする約束です。やっとジャガイモの芽が地表に出てきましたよ。メークインが、一番早かったようです。キタアカリと男爵は、未だ葉っぱを出していません。

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 心配になったので、男爵を掘り起こしてみました。ご覧の通り、ちゃんと芽と根を出していましたよ。本当は、こんなことしないで、我慢して待つのですがsolachiはそれができないっす。

 ジャガイモは凹みから芽が出ます。手前の凹みからは芽が出ていませんね。実習時にお話した「ジャガイモのへそ」です。へそら芽が出ないという話は本当だったんだ。実は、その事もこの目で確かめたかったんです。 

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 そして、芽の付け根から根が出ています。ジャガイモは、茎が地中で肥大したものだそうですね。サツマイモは根が肥大したもので、芽と根はそれぞれ異なる所から出るのだそうです。これって、中学校で習うんだよね。

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 スイートコーンは、植え付けた直後、カラス軍団にいたずらされて、10数株が犠牲になりました。糸を張るなどして、その後は無事ですが、このところの寒気で成長が遅れています。 

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タケノコです

「夕焼けの飛行機雲」も好きです。

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日が長いので、7時過ぎまで畑仕事を楽しんでいます。

 ところで、あの旅客機、旭川空港を飛立ったにしては、高度が高過ぎると思っていたら、やはり「デンバー」発「成田」行のアラスカ航空(高度35,000ft)でした。いつも、決まった時間の飛行機にポロンが反応して吠えるので、何処の飛行機か知りたいと思っていたら、リアルタイムで頭上を飛んでいる航空機を検索できるサイトがあるのですね。判ったところで何の意味もありません(^_^;)。ドクターヘリや自衛隊機は識別できませんでした。

たけのこ

 昨年と同様、たけのこの季節です。一昨日も熊の被害が報道されていました。山奥まで入りませんでしたが、周囲はこんな感じ。霧も出てきて、熊と鉢合せしそうです。「根曲がり竹」の竹藪ですが、声を掛け合っていても、方角が分からなくなります。

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 でも、こんなのを一つ見つけると、ついつい奥に行きたくなります。道路際にある、特徴的な樹木を目印にして、あまり離れないようにします。

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 竹藪の中に「エンレイソウ

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 「サンカヨウ(山荷葉)」を見つけました

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 約2時間ほどかかってでこれくらい。まだ一週間ほど早かったのか、少なかったです。手で皮を剥いていると爪が痛くなります。専用の皮むき器があるそうですが、よく切れる包丁で縦に切れ目を入れる方法と、ピーラーで剥く方法がYouTubeで紹介されています。ピーラーで剥く方法が楽でした。f:id:solachi:20170529071035j:plain

 とても柔らかで、茹でるだけで旬の風味を楽しめました。

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  熊に遭わなくて、良かったです。

 

 

山菜です

 山菜採りに行きたくても、畑の準備が始まると、余裕がなくなります。ブログ更新もサボリ気味で、2週間ほど遡ります。

 北側の細長い急斜面を降りていくと、

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 敷地のはずれに湧き水があって、移植した「クレソン」が食べ頃でした。

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 途中で「コゴミ」も早く食べてチョ! とご挨拶。

f:id:solachi:20170513234230j:plain f:id:solachi:20170529001642j:plain  これくらいが、食べ頃です。株が盛り上がっているのは、何年も経っている証拠で、太い茎が柔らかくて、美味しいです。

秘境下ホロカメットク山麓

 天気が悪いと、畑仕事は一時休止、狩勝峠を超えて秘境へ向かうも、昨年の台風被害で橋が崩落していました。

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 あきらめて、近くの山田温泉へ向かうも、閉館していました。宿の裏に原泉が引き込まれています。手を浸けてみると、ちょうど41~2度、湯船があればつかりたい。f:id:solachi:20170528013444j:plain f:id:solachi:20170528013353j:plain

 結局、自宅近くでワラビ採りは、昨年と同じ。

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海の見える景色

ポロンちゃん元気になりました

 「遊んでくれ~」と、いつも通りのポロンになってます。

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海の見える景色

ポロンが元気になったので3・4月、ポロンを放っといて何処に行ってたのか・・・

現役時代、海の側に住んでいたので、さすがに海辺が恋しくなってきました。

以下、順不同ですが。

古巣からの景色、なんか美しく見えるのですが・・・

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 夜も、夜景がきれいに見えるのですが、窓を開けていると「ゴーっ」と言う都会独特の騒音が激しく、さらに春先には暴走族とパトカーが追っかけっ子します。富良野の静寂になれた者にとって、久しぶりの大阪は熟睡できませんでした。

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 それで、翌日は静かな所、ケロミの故郷へと。鳥羽城趾からの眺めです。中央の橋を渡ると真珠島で、日本庭園がきれいだそうです。

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 さらに、こちらシドニーです。遠景のビル群を除けばどこか似ている?。今は秋で、どんどん日が短くなってきていました。手前が居住区域、レクリエーションエリアである湾岸を挟んで奥の方がビジネスエリアです。都市計画が良くできていますね。

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中央のハーバーブリッジを望遠レンズで見ると、上部に点々と見えるのは観光客です。

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 住宅街から少し坂を降りると、手作り風のヨットをメンテナンスするおじさんや、

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 ワン公が遊んでいたりと、本当にここがオーストラリア第一の都市とは思えません。

 

 

 

 

 

 

 わが古巣の大阪市といえば、同じウォーターフロントではありますが、大型コンテナ船が往来していて、釣りも禁止です。もちろん遊泳禁止です。時々、土左衛門が浮かんでいます。

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 そこで、国内でもう少しマシな所がありゃしませんか、海釣りを楽しめるところがないかと探しに行きました。ここなら、畑も楽しめるし、眼前には我が故郷、小豆島を望むことができます。

 さて、ここは何処でしょうか?

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 日本のエーゲ海と称される、岡山県牛窓です(売り物件がたくさんあります)。この畑地は牛窓港から連絡フェーリーに乗って約3分の所の前島にあります。

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 私たちは、レンタサイクルで前島に渡りました。自転車は往復で120円! タダにシテクダサイ。

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 で、思い出すのがシドニーの連絡フェリー。どこか似ている? こちらはビジネスマンと観光客が頻繁に利用しているので、湾内を縦横無尽に運航しています。

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 運賃は、 日本のイコカやスイカと同じような、列車・バス共通のプリペイドカードで支払います。通常、地下鉄のゲートのようなものがありますが、住宅街の小さな船着き場では、写真のようなポール状のタッチゲートにカードをかざすだけです。料金はチヨット高めです。

 ちなみに大阪市の古巣にも、渡し舟がありますが、料金は無料でっせ~(^◇^)/ ウホホホ。

 ただし、船とロケーションは牛窓シドニーには完敗ですY(>_<、)Y。

 

  

住宅街の船着き場から、向こう岸に渡るとフィシュマーケットがあります。築地よりは小さいです。

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 一般の買い物客で賑わっています。店内にはレストランが2ヶ所あり、観光客が多いように思いました。物価は東京より高いです。不動産もバブルが続いているそうです。

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 そこで牛窓をもう一度見てみましょう。

 牛窓も、家のすぐ側に自家用船を係留しておくことができます。売り物件を牛窓町の職員の方に案内してもらいました。

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 不動産屋さんには古家を案内してもらいました。釣り船のすぐ前にあった「売り家」のお風呂は、なんと五右衛門風でした。

  釣り竿やゴルフセットも付いてましたよ。しかし、住むにはかなりリフォームが必要です。

 かつて、牛窓は別荘ブームがありました。今は老朽化した建物や、売れ残った造成地がたくさんあります。さらに牛窓町は移住者への土地購入助成を実施していますので、シドニーに比べれば格安で不動産が手に入ります。

  家の側に係留されているといえば、鳥羽も負けてはいませんよ。こんなのが警備もされずに、ふつ-に留まっているのは、なんかカッチョ良くないですか。これで船釣りしたら、誰にも負けないな。

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 ん・・? シドニーと どこか違う?。

 船の係留方法が違いますね。日本は桟橋や護岸に直接係留していますが、シドニーはヨットや釣り船が湾内に点々と浮いています。f:id:solachi:20170419123100j:plain

こちらは牛窓のヨットハーバー、桟橋に密集して係留されていますね。

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GoogleEarthで見ると、牛窓シドニーの違いが一目瞭然です。

[牛窓]

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 日本のほうが、お金がかかっていますよ。係留用の護岸や桟橋を作っているので、陸地から直接船に乗り込むことができます。シドニーは自然の入江を利用して、錨やブイに固定しています。だから船に乗り込むには、渡し船が必要で、岸には海に浮かぶ優雅なヨットに似合わず、小型のゴムボートやカヌーが山積にされていました。

[シドニー]f:id:solachi:20170512192649j:plain

 街のCAFEは、どちらが好みですか? 車で見にくいですが歩道のCAFEは日本では道交法がどうじゃこうじゃで、まだまだ少ないですね。

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 そして、再び古巣の大阪のCafeeへ。 懐かしい夕陽丘の「喫茶店」へ行ってきました。その名も「Sun café」。もう、なくなっているかなあと行ってみましら、なんと「営業中」でした。学生時代から名前も変わっていませんでした。40年前ですよ、40年前! んんんん・・やっぱ無理に歩道に店を出すことないなぁ。

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 という訳で、長い長い海辺の旅を終えて来ました。さすがに、お留守番のポロンくんは、ちょっと心配な事になりましたが、今はすっかり元気になったので、一挙にアップしました。あっちゃこっちゃ長々とすみません。

 最後に、やっば我が家が一番リラックスできます。

初物

 お初の「タラの芽」をケロミが見つけてきました。まだまだ量が少ないので、これだけです。先日の気温プラス27.6度まで上がったのに、現在は3度しかありませんY(>_<、)Y。 まだ寒い日がありますが、山菜を見ていると確実に季節は進んでいます。

 少し焦げてしまいましたが、初物を直ぐに食せるとは贅沢です。

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 移植した「キトピロ」は畑の脇で元気に育っています。

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 秘密の場所は急斜面です。

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 先日も滑落事故で不幸なニュースになっていましたが、沢さん採れます。 しょう油をかけて食べると、いくらでもご飯が進みますが、ここしばらくはニンニク臭で、人に近づく事ができません。

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スイートコーンの芽出し

 今年は、農作業を控えようと思っていたのですが、ホームセンターへ行くと、ついつい種を買ってしまいます。

 今までは、苗から育てていましたが、陸稲や長ネギを経験してから、最近は種から育てる楽しみを覚えました。

 右の赤いのが「ゴールドラッシュ」左の白いのが「ホワイトショコラ」です。一晩、湯に浸けて、キッチンペーパの上で芽出しをします。

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3日前後で、芽が出て来くると、長くならないうちに、育苗トレーに移しかえます。

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 種まき用の培養土をトレーに入れて、水をたっぷり含ませますが、コツがあります。今回は、ヨコ爺と奥さんが手伝ってくれました。

 市販の培土は乾燥しているので、ジョウゴ等で水を上からかけても、培土が水をはじいて、なかなか浸透しません。そこで、育苗トレーごと水に浮かべて、下から水を浸透させ、培土の嵩が減ったら、培土を補給します。

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 発芽が確認できたものだけ、芽を傷めないように、育苗トレーのセルボックスに植えつけていきます。昔、奥さんはこれを何十箱も作ったそうです。

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 ハウス内に移動して、今はこんな感じです。フタバに見えますが、トウモロコシはイネ科の単子葉類です。3枚目の葉が出てきたら、畑に移しますが、ちょっと芽出しをする時期が早すぎたようです。なにせ、気温が未だに3度ですからY(>_<、)Y。

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