畑の様子 2018-8月初旬

 先週から急に涼しくなりました。北海道の夏は、もう終わってしまったのかあ? そんなはずはないでしょう。全国各地が「命にかかわる危険な暑さ」が続いているというのに、夕方は一枚着込みたくなるなんて、このところの天候はどうかしています。

 富良野岳の残雪も、例年8月末か9月まで見られるのですが、今年は肉眼ではほとんど確認できません。

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 雪融けが早かったにもかかわらず、その後の、長雨、低温、日照不足、そして猛暑が10日ほど続いて、今度は寒くなりました。先週の集会では、どこの農家さんも、ハウス栽培以外は、大変厳しい状況だそうです。

 そんな中で、Solachiの畑も出来がよくありません。先ずは、越年物の収穫からです。

ニンニクの収穫

 昨年の秋に、高校生たちが植えてくれたニンニクです。春先は元気だったのですが、肥料不足だったのか、葉っぱがあまり成長しないままに、収穫時期を迎えてしまいました。動物の食害にもあっているようでした。枯れているのがニンニクです。雑草のほうが大きくて青々しています。

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 それでも。ミニコンテナ2個分の収穫がありました。

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 販売できるようなものも、3割くらいはありましたが、これは9月に植え付ける種にします。

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 ほとんど世話なしでも、夫婦二人では食べきれないかも知れません。毎日一切れずつ食べると、疲労回復、血液サラサラ、大腸がん予防などの効果があるとか。切ったりスリ潰したりしないで、まるまま加熱すると匂いも抑えられるとか。頑張って食べます。

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ヤマワサビの移植

 こちらは、いつでも収穫できるのですが・・・・。そうなると、収穫しないまま、放ったらかしで、どんどん大きくなる。畑を耕すのに邪魔にもなるぐらいです。ヤマワサビ君には、とっても失礼な話ですよね。それで、引っ越しすることに。

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 移植ゴテで、掘り返すとずいぶんと大きくなっていました。

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 猛暑の中、スコップで半分くらい掘ったところで、バテて来ました。根が深い

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 側に、重機があったので・・・、えーっい! ユンボで3掻きほどでした。

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 高畝を作って、植え替えました。

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 数日経たないうちに、猛暑の中でも、新しい芽が出て、こんなに成長します。驚くべき生命力です。(1回だけ短時間の雨がありました)

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スイートコーン

 

 定植後の長雨と強風で、発育不良ですが、雄花、雌花が揃いました。(茎が細い)

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 まだまだ、タワラは細いです。どこまで実が入るかなぁ。

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天売島

 北海道の小中学校も夏休みに入りました。これを待っていたかのように、気温が30度を超えるようになりました。今までが寒すぎです、大阪から来た私達にとっては、やっと夏らしくなって来たという感じです。

 低気圧がもたらした、大雨でおあずけになっていた、天売島(テウリ)&焼尻島(ヤギシリ)へ行ってきました。

 留萌からオロロン街道を通って羽幌港へ。

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 羽幌港の夕日

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 お目当てはこれ!↓  ではなくて。

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 もちろん、こちらです。↓

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 天売島は、海鳥の繁殖地として名高い。行ったときも、ちょうどウミネコの繁殖期で、道路上にも沢山のウミネコが休んでいました。レンタサイクルで邪魔をしてしまいました。

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 自転車を止めて、近くで営巣状況を観察できます。

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 島は一周、2時間半ほどで回ることができます。起伏があるので、ちょっと頑張らないといけません。アシスト自電車やバイクもありましたが、お腹を空かせるには、自分でこいだほうが良いです。

 赤岩は、「ウトウ」の繁殖地です。 

 ウトウは、昼間は海に出ていて、一泊して夜中に赤岩まで来ないと見ることができません。もう一つ、ウミガラスも見たかったのですが、断崖絶壁の彼方、どりがウミガラスが分かりませんでした。でも、こんなものもありました。↓

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 午後はフェリーで焼尻島へ

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 ヤギシリでは、「オンコ」(=イチイ)の原生林から羊牧場まで散策しました。

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 朝からだと、一日で二島回ってこれます。

こちらは、オロロン街道にある「旧花田屋番屋」。隣は道の駅になっています。

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ハスカップの収穫

 梅雨前線と台風のダブルパンチで、北海道は長雨に見舞われています。今、日本海側はウニが旬で、宿を予約していたのですが、土砂崩れや河川の増水で「通行止め」が多発しています。仕方なく宿をキャンセルし、雨の合間に野良に出ました。

 こちらの雨は、降り続くも大したはなかったです。そんな中、ハスカップの実が急に色づいてきました。風雨で、実が落ちると勿体ないから、収穫するなら今しかないです。

 雑草も、雨・雨で伸び放題!

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 3年目の「挿し木苗」ですが、年々果実の数を増やしています。左に写っているカメムシも、果汁を吸っているのかな?

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 3年前の記事↓

solachi.hatenablog.com

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 今年は、大粒の実が成りました。

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 小一時間で、約4~5キロ収穫できました。

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 水洗いして、半分はジャムに、半分はシロップや「はちみつ漬け」「ハスカップ酢」も良いかも?。ハスカップの酢漬けは、おにぎりの具に合うとか。

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 砂糖を4割弱、甘さ控えめです。

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 そのまま、グツグツ煮て「ハスカップジャム」です。糖分の取り過ぎに気をつけているので、きっと1年では食べきれない。

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 アスパラガスの苗

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 こちらは、昨年ナッちゃんが植えてくれた、アスパラガスの苗です。収穫できるまで3年以上かかります。

 春一番の茎はとっても細く、

 葉っぱがモシャモシャしていて、この長雨と風で倒れてしまいました。

 

 

 

 

 

 でも、倒れた茎の横には、ちょっと太い新手の茎が、しっかり生えてきていました。このように茎の更新を年に3~4回繰り返しながら、だんだんと太くなっていきます。

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ハンドメイドのDLGエルロン機

 ヤフーオークションで出品されていた、手作りDLGです。これまで。ラダー機を2機、練習してきました。ハンドキャッチも少しはできるようになってきたので、今度はエルロン機に挑戦です。

 製作者は個人の方(奈良県)と思われますが、ピッカピカの翼で、正確に仕上げられていました。機体重量はかなりありますが、重心位置や舵角の調整が出来てくると、素晴らしく良く飛ぶようになってきています。ラダー機に比べて、機敏に反応するので、強風下でも飛ばすことができます。

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ベーコンを作ってみた

夏至も過ぎましたが、日が長くて得した気分です。野良仕事が長引くだけですが・・。

 ご近所さんから「燻製パーティー」に誘われて、初めてベーコンを作ってみました。事前に豚バラ肉などに塩・コショウして一週間ほど冷蔵庫で寝かせておきます。前日に水洗いして塩抜きします。

 燻製器は2台ありました。一つは周囲をスタイロフォームで断熱し、薄い鉄板で内張りしたものです。もう一つは、持ち運び便利に、合板を組み合わせ分解できるものです。どちらも150度程度の温度計が付けられていました。いずれも底がない、ただの箱です。

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 ステンレス・カーテンフックに燻製するものを吊るします。

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 七輪にサクラチップを載せて、燻製器の中に入れます。

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 みんなの持ちあった、肉や鶏肉など何でも吊るします。チーズはカマンベールが良いそうです。

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断熱材を貼った燻製器は、すぐに100度に達しました。

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温度は80℃~100℃までで良いのですが、おしゃべりに夢中になっていると、温度計が振り切れていました。慌てて蓋を開け、冷やしたのですが、それでも120度前後で推移。

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一方、ベニア板の燻製器は75℃以上には上がりませんでした。いい加減な、温度管理ですが、バーベキュー食べたり、コーヒーを煎ったりで約2時間半。

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 温度が高かった方は、ほとんど焼き肉状態。低かったほうがベーコンらしく仕上がりました。

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 燻製直後にも美味しく食べられますが、ラップに包んでさらに2日ほど待つと、ぐっと燻製感が深まりました。歯ごたえもしっかりする感じです。これなら、一斗缶やペール缶を2つ重ねれば、簡単に燻製料理が楽しめそうです。

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 天人峡温泉

 大雪山の麓、天人峡温泉です。巨大な一枚岩「涙岩」がありますが、コンクリート固めたように見えました。かなり寂れた温泉で、掃除もあまりゆきとどいていませんでした。きれい好きの方には不向きかも知れません。

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 帰り道、カツラの巨木があり。「森の巨人たち100選」に選ばれているそうです。推定900年とのことです。中央の幹は既に倒れており、萌芽更新を繰り返しているようです。

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赤い松ぼっくり(松の花)

ありましたよ、赤い松ぼっくり 

 2つ前の記事でカラマツの雄花と雌花の写真を載せた時、雌花に赤色があることをネットで知りました。それで、敷地内を探していてら、なんと家の前のカラマツが赤い雌花をつけていました。今まで気が付かなかっただけです。

 新緑の松葉に赤い松ぼっくり(松の球果)

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 そもそもこの時期にマツ類が球果を着けるなんて、今年始めて気がつくようになりました。多いのは2つ前の記事にある緑色です。なぜ色が異なるのか分かりませんが、これも立派なマツの花ですから、花に色々な色があるように、マツの花にも色々あるのでしょうね。ただし、風媒花なので昆虫を誘う意味はなさそうです。

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 ちょっと、解剖してみました。緑色の花ですが。

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先から見ると、鱗片が螺旋状に巻いています。ほんとうに花みたいですね。

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適当に割ってみると「胚珠」が現れます。これ「松の実」(種子)になります。

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 鱗片の一つ一つに、2つの胚珠がついています。成熟すると上の部分が硬化して羽根となり、種と一緒に飛んでいきます。

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(私、今まで鱗片が種だと思っていた。こんな知識は、中1理科で習っているらしい。とってもわかりやすい動画たくさんあります。)

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=igQCf2_AmF4

さくらん

 今年の果樹園です。この冬は手抜きしてしまって、木の幹を保護しませんでした。うさぎや鹿に幹をかじられ、1本は瀕死状態です。その他も心配しましたが、なんとか花を咲かせました。

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 それでも、今年は去年よりたくさん実を着けています。何しろ昨年始めて一つの実を味わっただけでしたから、この数は感激です。

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 毛虫や取りも既に食べに来ているようです。もう早いもの勝ちですから、赤く熟れるまで待っていられません。剪定していないので、はしごに登って・・・。

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 この地域は、なぜかさくらんぼは実らないと言われてきました。この調子なら今年は数十個は採れるかも知れません。大切に育てたいものです。

セダクション Seduction90

 もう15年以上前に、バルサキットから制作したもの。0.90フォーサイクルエンジンを積んでいます。100回以上飛んでいて、あちこちガタガタのようです。

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 久しぶりに飛ばしたところ、離陸直後に勝手に宙返りをはじめました。あらあらノーコンかと思って焦りました。ダウンを突いたら、今度は急降下!(゜o゜;

 なんとか水平飛行に戻すことができて、少し落ち着いたら、お尻に何かぶら下がっている。 一度、水平飛行に戻したら、今度は普通に降りてきました。なんと水平尾翼の右側エレベーターが外れていました。

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 エレベーターが外れかけたときに、不安定になったようです。完全に外れてぶら下がったら、片側のエレベーターでも、難なくコントロールできることが分かりました。外れた原因は、接着剤不足と老化ですね、簡単に修理できました。

 それにしてもこの機体は、いつも無事に戻ってきます。縁のない機体は、初飛行でおしまいの事が多いです。相性が良いといつまでも手元にあるのが不思議です。