換気扇の修理 チップ抵抗器のはんだ付け

今シーズン最後の雪景色、フキノトウが顔を出しました。

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それから、すぐに花をつけたのが「スノードロップ」。ケロミが球根を植えたそうです。GAEIさんのブログに「スノーフレーク」の写真があり、間違いました。一本の茎に一つの花がスノードロップ、複数の花がスノーフレークですね。

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トイレの換気扇がいつの間にか動かなくなっていました。人感センサーなので、スイッチは入れっぱなし。最近、静かなので?・・・気づきました。

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 こちらは、私の部屋の換気扇。人感センサーはついていませんが同じサイズなので、新品到着まで、とりあえずトイレと交換することにしました。

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 ネットで同サイズは見つかりましたが、どうせ廃棄するなら「人感センサー」ってどんな仕組み? いつもの「分解した~~い」衝動に!

 じゃじゃン、意外とシンプル。何処が潰れたのだろう? 基盤はきれいだなぁ… 右端がセンサー、左上が電源・・・っと、それくらいしか分からないノダ。

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 基盤を固定しているネジを外して、翻転すると。ややややぁ、水染みがある。それに一部腐食している(赤丸)。

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 拡大すると、こんな感じ。結露で腐食したようです。

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 正常部分は、こんな感じで、同じような部品がいくつもくっ付いています。早速、ネットで調べると、この部品は「チップ抵抗器」というのだそうです。数字は抵抗値を表しています。

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 私が知っている抵抗器は、リード線がついている、こんなやつですが、最近はほとんどがチップ抵抗器が基盤に使われているそうです。

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単に断線しているだけか? はんだ付けしてみました。団子になっていますが。

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一発で直りました。

 新品、購入しなくて良かったぁ~。 

 へたくそに見えますが、この部品の幅は1.6ミリしかありません。老眼でなくても、拡大鏡がないと難しいと思います。「ハ〇キルーペ」じゃなくて、双眼鏡メーカー「ビクセン」のメガネ型ルーペを使いました。最近、草花や昆虫の観察用に購入したものです。倍率の異なるレンズが3枚付いていますが、×2.3の最大倍率レンズしか使っていません。

 それから、はんだ付け前に抵抗器と基盤の腐蝕部分を、針先で慎重に削って清掃しました。ヤスリで擦ると基盤の絶縁被膜を傷つけてしまうので注意です。フラックスだけでは乗りませんでした。はんだ付けは難しいです。f:id:solachi:20200401000028j:plain


 

 

 

三連休なのに

 北海道の緊急事態宣言は19日に終了しましたが、引き続き外出の自粛要請は出たままです。屋外での活動は集団でなければ差し支えないとのこと。三連休でスキー場は混んでいるかと思いきや、貸し切り状態でした。

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 富良野ロープウェイは、密閉空間のため運休。北の峰ゴンドラ(6人乗り)は、本日が最終日。ゴンドラ内も密閉空間ですが、乗っているのは自分だけ。窓や換気口は開けっ放し。

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 頂上からの眺め「いい気分だなぁ」と、富良野盆地を眺めていたのもつかの間、この後、大変な事に。

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 いつもなら、中腹から急斜面を迂回する通路に回るのですが、雪不足のためか通行止めに。あわわわ・・・・。 なんとか滑り降りました。

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 今年も今日で滑り納め。

カラマツ伐倒

日が長くなりました、もう春分の日ですもんね。

 「ヒヨドリ」は"ヒ~ヨ、ヒ~ヨ"と鳴きます。日本中どこにでも居る漂鳥、スズメ目ヒヨドリ科とあります。漢字は「鵯」難しい字ですね、鳴き声からの命名だそうです。雑食で、鹿肉につられて、遊びに来るようになりました。

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 おなじみ「カケス」君。こちらも雑食で、やや大型。ススメ目カラス科だって、どおりでお肉大好きです。青い羽根がきれいですが、鳴き声は"ゲーゲー、ジェージェー"と下品です。

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 雪が融けないうちに、再来年の燃料を確保しなければなりません。今年も、既に10本のカラマツを伐倒しました。近年、カラマツは需要が伸び市場価格が上昇しているそうです。バレット梱包材が多いのですが、加工技術の進歩で建材としても需要を伸ばしているのだとか。うちの山にも業者が買いに来ましたが、オイラは薪として造材するし、防風林としても欠かせないので売りませんでした。

 冬に伐採するのは、ササや夏草に邪魔されないのと、何と言ってもハチやダニに悩ませられないのが何よりです。それから暇だし。

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 先日、伐倒したのは、電線のすぐ横にある大口径木と奥の細い木です。ラジコン飛行機の進入路に位置し、いよいよ先端が邪魔になってきたので、切り倒すことにしました。

 環境が良いから、枝ぶりも立派ですね。反って節が多くなり製材用には不向きだと思います。枝の方向が、電線の方に伸びているので、当たり前に切ると電線を切断しかねません。

 はしごをかけて、木登り

 枝が立派なので、どこまでも登れそうですが、10メートルも登れば、足がすくみます。そこそこの高さでワイヤーをかけます。

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 降りるついでに、電線方向の枝をチェーンソーで切り落とします。思った方向に倒すためです。ところが、太い蔓(イワガラミ)が枝に巻き付いていて、落下しません。宙ぶらりんの枝が、何本かありました。

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 ワイヤーの取り付けと枝打ちに半日費やしました。翌日、ワイヤーを別の木の根元に掛けて、ウィンチで引っ張ります。これで、電線方向に倒れるのを防ぎます。あとは、切るだけですが、伐倒は翌日に延ばしました。

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 翌日に延ばしたのは、一人で作業するには自信がなかったからです。ご近所さんに、応援たのみました。万が一、下敷きになったら、「とどめ」をさしてもらうためです。そうでないと一人でピクピク!痛くて仕方ないからです。←冗談ですよぉ!救助隊呼んでもらうためです。

 作業を見守ってもらうついでに。撮影もお願いしました。

 準備に2日、伐倒は5分もかかりません。ちゃんと準備した時ほど、あっけなく終わるものですネ。ご近所さんには、枝打ちも手伝ってもらいました。

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 切り口で、72センチ、年輪は64ありました。私と同い年だわ。カラマツとしては収穫時期で、これ以上になると色々な病変や虫食いで、材としては品質が落ちていくそうです。根元の部分は、机やベンチにしようと思います。

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 松脂を掬い取って、アロマも楽しみました。

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 5つの玉にして、引っ張り出しましたが、2日かかりました。雪が融けたら造材作業です。

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 コロナで、街には出られません。山に籠って、いい汗をかいて、今日も日が暮れていきます。

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刈払い機のオーバーホール

いやぁ~、長かったっす。咳と胸痛と息切れ! 

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 1月末まで、バンバン滑ってたんです。今年も腕上げて、北の峰ゴンドラも連絡通路も行ったり来たり! 今思うと、少ないと言ってもインバウンドやっぱり来てたんですよね。

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 2月に入って、気管の下の方から、力の入らない咳と胸の痛み、倦怠感が強くて・・。でも体温はいつ測っても35.7~36.2あたり??、コロナちゃんじゃないかと、期待していましたが、一向に発熱しないざーます。

 諦めてケロミにお灸してもらったら、随分と咳が楽になりました。ただの風邪だったか? はたまた発熱しないコロナちゃんでしたか?

 今日は、気温がプライ12度まで上がりました。

刈払い機のオーバーホール

 ず-と寝ていたわけではありません。そろそろ野良仕事の準備もはじめないと。先日、草刈り機の調子が悪かったので、ちょいと調べてみることに。

 機種はリョウビのEKK2620です。昨秋からエンジンがかからなくなっていました。このブログを始めた開拓初期からですから、かれこれ10年使っている相棒です。

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 マフラーを外して、

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キャブレターとシリンダーを外して

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シリンダー外して、ピストンを点検。引き抜いたとき、なにやらポロっと部品が落ちた。

 ピストンのオイルリングが欠けていました。まぁ、無くてもオイル漏れ程度。圧縮-爆発には問題ないと思うので、作業続行。それにしても10年使うと、ピストンリングもへたるのですね。60年以上使っている膝や腰も、よく頑張ってるワァ。

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 次は、キャブレターの分解清掃。

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 なにやら、細かい部品がいっぱいありましたが、写真を撮りながら分解し、後で組み立てられるようにします。

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 ゴミが詰まりを、エンジンクリーナーで清掃します。穴という穴すべてに、チューブを差し込んで、ゴミを吹き飛ばします。思わぬ処からクリーナー液が飛び出すので、目に入らないように注意してください。

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 プラグヘッドのキャップとコイルだけは、新品に交換しました。と言うか、コイルを潰してしまったので(;_;)。送料込み780円でした。

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 そんでもって、エンジンかけましたら・・・。 見事にかかりはしたものの、一回限りでした。ニードル調整が必要なようです。これからが長い長い道のりになりそう。長年頑張ってくれた草刈り機、なんとか復活させたいものです。

 

サロマ湖 車中泊

 ご近所さんに誘われ、雪がほとんど無い十勝平野を、夜中に4時間半走ってオホーツクのサロマ湖へ。紋別と網走の間にある日本最大の汽水湖です。

 遠くかすかに砂州が見え、白鳥と"かわいいアヒルの子"に出会いました。

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 お目当ては、氷結した川での「チカ」釣りです。代表的な川は「佐呂間別川」と「床丹川」です。写真は氷床の釣り用テント。

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 適当な空き地に車を止めて、先ずは穴掘りから。 氷の厚さは15センチ程度でしょうか。岸辺は地熱の関係で薄くなっていて、水たまりのところは歩けません。下手をすると割れて落ち込む人も多いとか。水深が浅いので、死者は出ていないそうです。

 テントも持っていきましたが、風がなかったので野ざらしです。天気が良かったので、寒さも気になりませんでした。

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 「キュウリ」は名前の通り、野菜のキュウリと同じ匂いがします。青臭くて、なんか食べる気がしませんでしたが、焼いたり天ぷらにすると匂いは全くしなくなりました。小ぶりなのがチカですが、いずれも骨まで美味しく食べられます。カラフトシシャモより美味しいかも。 

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 こちらは佐呂間別川、川幅は80mくらい? 夕方近くだったので、帰ったお客さんの穴で少し釣らせてもらいました。

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 帰りは、北見から留辺蘂を通って塩別の「つるつる温泉」で冷えた体を温めてきました。源泉かけ流しのとってもいい湯でした。硫黄泉でほのかに卵臭、飲用もでき糖尿病、胃腸に良いそうです。名前のごとく「つるつる」になります。元々オイラは「ツルツル」ですが。

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  やっばり、北海道は冬がいい。お友達のお陰ですがね。