史上初はもう聞き慣れたが、今日の北海道は各地で記録的な暑さ。
外気温計は38度だったが湿度は28%なので、日蔭は過ごしやすい。
夜(午後8時)には20度まで下がったので、やっぱりエアコンは必要ないです。
ケロミ林を越えたところに5反ほどの休耕地があります。
夏になると「セイタカアワダチソウ」で足を踏み入れられなくなるので、こちらも耕すことにした。
今日は、じゃまな木をユンボで伐採、抜根しました。
丸太テーブル
完成まで半年かかった丸太テーブル。
重さは200キロ以上あると思います。
大工さんが5人がかりで運んでくれました。
大工さんに教えてもらいながら作りました
テーブル上面や足の取り付け角度などの水平精度は、まずまずです。
棟梁の指導どおりに作ったのでガタはほとんどなく、テーブルの上で寝転んでもびくともしません。
原木の楡です。
道路を作るときに、プロの木こりさんが伐採したもので、一年以上敷地内に放置されていたものです。
太い部分を残し、他は全て薪にしました。
真っ二つに割るのですが、チェーソーの刃が短すぎるので、木の上に乗って半分ずつ挽き割ります。
勿論500キロ近くあるので、ガンタを使っても人力では転がりませんでした。ユンボを使いました。
最後は楔を打ち込んで割りました。
半切だけで一日がかり
水平な台を先に準備して、これに材を慎重に乗せる。
楔やカイモノで材を固定するが、固定された位置がによって、最終仕上がりの平面が水平台の平面と平行になる。
水平台から同じ高さに水糸を2本張って墨を付け(次ぎの写真参考)、
チェーンソーの刃を左右にスライドさせながら墨線まで表面を削り落とします。
凹凸のあるものに墨線を付けるのは困難です。
写真のように水平台と平行に角材を仮打ちし、そこに水糸を適当に2本張ります。
目視で2本の糸が重なった延長線上(材木上)に任意で鉛筆で印を付け、それらを墨糸でつなげて行くと、ほぼ水平台と平行な直線がどんな凹凸があっても描くことができる。
お金があれば、レーザーレベル器を使えばで一発でしょうが(。>_<。)
上面ができたら裏返して、足の受け口(溝)を掘る
このように切れ込みを入れて
ノミかバールでで少しずつほじくり出す
カツオのタタキみたい
粗方できた。あとは上面と同じくチェーンソーで平面に仕上げる。
チェーンソーをフルスロットルで左右に擦るだけで、ここまで平面的に仕上げることができる。
この技術のこと何て言ったか忘れた(*^▽^*)
足を仮置きして、角材を使って平面台と平行線を作って、足の底面レベルを出す。
この写真で、横2本の角材が足の底面レベルの基準となる。
横角材にさらに真っ直ぐな角材を斜めに乗せ、足材に接触させながら鉛筆で周囲に墨を付ける
最後は、グラインダーの錆び落としブラシで、表面を磨いて、足をステンレスビスで固定すればできあがり。
造材から半年かかりました。
次からは、もっと早くできそうですが、しばらくはやりたくないなぁ。
作業そのものは大したことなく、楽しいのですが 水平台を準備したり、墨を出したりなどの下準備と段取りが大変でした。
作るのは何でも同じことが言えますが、どれだけ周到に準備されたかが、仕上がりと寿命に最も影響しますね。