単管パイプ小屋(その3)

ビート(甜菜)てんさい

秋の風物詩、畑のあちらこちらに山積にされています。

砂糖の原料なので、スーパーでは買えません。

料理には向いていないそうですが、甘いのなら一度食べてみたいですね。

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単管パイプ小屋(その3)

 

いよいよ建て込みです。

基礎と柱を同時に施工したのでサイズを変更することは、もうできません。

単管パイプは6mが最長なので、施工精度が悪いと組み立てられません。

 

 

ケロミ助手は畑仕事が忙しいので、高所作業も一人でやります。

梁の取付は、写真のように片方を自在プランク(角度が自由になる固定金具)で仮留めしてから、他方を固定する方法ですと、一人でも重いパイプを取り付けていく事ができます。

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 片流れの屋根です。

柱は屋根勾配に合わせて、計算値+2cmの高さにカットしてあります(施工誤差が出るため)。

最前部と最後部の梁を先に取り付け、両者の間に水糸を張ってから、中間の桁の高さを微調整しながら取り付けると、多少の施工後差があっても、勾配が一定になります。f:id:solachi:20140930121201j:plain

 

 

 柱と梁、中間の柱を追加、筋交いと方杖を固定しました。

最前列だけ梁をダブルにして、トラス構造にしました。

これだけやっても、ぐらぐら揺れます。

昨年作った、丸太の薪小屋はこの時点でかなりしっかりしており、体当たりしてもびくともしませんでした。

丸太に比べ、単管パイプはしなるので仕方ないかも知れません。

筋交いも、あまり長いと「しなって」意味ないかも知れません。感覚的には2m以内が妥当なようです。

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「垂木止めプランク」を使って1.5寸の垂木を固定し、12mのコンパネを野地板として貼る。

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野地板25枚を貼り終えた。

コンパネは左上から貼り始めて、右下まで無調整で貼り終えることができました。

と言う事は、基礎の施工精度がバッチリだったと言う事なのだ。←(・・||||rパチパチパチ

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この上に、トタン波板を貼るのだが、普通は垂木の上に桟木(角材)を渡すようであるが、積雪に耐えるためと、雪下ろしが必要な場合に備え、12mmのコンパネにしました。

ただ、波板を止める傘釘が効きにくくなるのが問題です。

 

軒の出は30cm、強風に耐えるため短めです。

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続いて、波板トタンを焦って貼りました(^0^;)。

台風が来るというので、強風下でしたが強行!

何度も波板が強風で飛んで行きました。アゴをトタンで切りました。

風はオホーツクの低気圧が発達したせいで、台風19号温帯低気圧になってほとんど影響ありませんでした。

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で、垂木の先に「鼻隠し」も貼り付けて、できあがり \(^o^)/ 

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 壁が・・・・・「あ~りません」じゃないですか。

壁は来年のお楽しみ。

というより、先ずはこの冬のブリザードに屋根が耐えられるか試してから。

積雪と強風に耐えられたら、来春、木製の壁を貼りますよ。

それまでは、「ヨコジイ」にもらった農用防風ネットを周囲に張ろうと思っています。

たくさんあるので、二重に貼れば雪よけにもなるかも知れません。

 

「鼻隠し」:妻側は「破風」(はふ)、軒先は「鼻隠し」と呼ばれ、いずれも屋根の縁下に取り付けられる板で、風や雨の浸入を防ぎ壁を守る。←今回、壁が無いので無用だが意匠的には落ち着く感じ。

 

 

「お疲れ様」とススキとカボチャ

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