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東大北海道演習林の自然観察会

 東京大学北海道演習林の「自然観察路春季一般公開」(5月31日)に参加しました。

 演習林職員の方が動植物を詳しく説明しながら、約2時間の散策でした。

 ふだん、演習林内に立ち入ることはできませんが、東大では毎年、自然観察会やハイキング、セミナーなどのイベントを開いています。

 私の住んでいるところは、農地の他は360度すべて演習林に囲まれています。

いつも眺めている演習林ですから、常々入林したいと願っていたところでした。

 演習林は自然林として造林しているので、隣接している私の敷地内より、はるかに動植物の種類が多くて驚きました。

 

 余談

演習林内の熊は、毛のDNA鑑定で23頭確認されているそうですが、今回は、お目にかかることはできませんでした。

ちなみに、演習林内での熊による人身事故は一度もないそうです。さすが東大出身の熊はえらい。

 

オヒョウの果実

 魚の大鮃とは関係ないようです。

樹皮は剥ぎやすく線維にしてアットゥシと言うアイヌの衣服の原料になります。

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果実は翼を持って風に飛んでいきます。

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シュウリサクラの花

桜の仲間です。材としては芯が紅く綺麗だそうです。

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桜の仲間は、葉のつけ根(葉柄)に密腺というイボがあり甘い蜜を出す。

この日も蟻が蜜を吸っていたが、害虫から葉を護ってもらうらしい。

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エゾ赤カエル

赤くないネ。

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マムシ

茎の模様がマムシっぽい

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食虫植物みたいだが、単に授粉させるためだけの構造

同一個体で時期より雄花になったり雌花になったりする

雌花の時だけ昆虫を捕らえて逃がさない、やっぱり。

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イラクサ

若い葉は山菜として食べられるが、触るとガラス繊維の刺がささり、イライラする

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オニグルミの花

北海道の胡桃はすべてこれ

上方の赤いのが雌しべ、下方にさがっているのが雄しべで、なるべく自家受粉しないように離れているのだそうだ。

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雌しべの脹らみがやがて、実となる

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ホウノキの花

この時期、多くの樹木に花が咲いています 

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エゾムグラ

職員さんの説明では、「エゾハナグルマムグラ」と呼んでいましたが、ネットではヒットしなかった。

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オオアマドコロ

根茎は秋に収穫し天ぷらにできる。甘味があるそうだ

ピンボケすみません

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クマイザサの花

本州に自生する隈笹とは異なり、北海道の笹は隈がなくクマイザサと呼ぶ

葉が3~9枚あるからだ。

 

 今春、富良野周辺では広範囲に笹の葉が枯れている。

通常、笹は越冬しても枯れず、雪が融けると青青としている。

笹の花は、数十年に一度開花し結実すると枯れる。

イネ科の植物で、実が生るとネズミが繁殖すると言われている。

数十年ぶりの、この花を見ることができたのは、幸か不幸か?

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