農業用マルチの設置を手伝いました。
かぼちゃ畑の準備です(NPOにお貸ししている私の畑)。
マルチング(mulching:土壌被覆)に用いる資材は、ポリエチレンフィルムの他、紙や今回使用した生分解性フィルムなどがあります。
地温の上昇、乾燥防止、除草などの効果が期待できます。
ハスカップの挿し木に使用した、黒マルチはポリフィルムで、使用後は剥がしたり廃棄しなければなりません。
生分解性フィルは、そのまま土に鋤き込むことが可能で、かぼちゃなど蔓が伸びる作物に敵していると言われています。原料は石油系と植物系があるようですが、いずれも最終的に水と炭酸ガスに分解されるそうです。ただし、完全分解するまで条件によっては長期間かかる場合もあり、継続使用の土壌微生物への影響は未知数とのこと。できる限り廃棄した方が良さそうです。
小規模のマルチングは、手作業で十分ですが、
広範囲の設置は機器「マルチャー」を使用します。
今回は、ご近所農家さんから「人力で引っぱる仕様のマルチャー」をお借りして、
ヨコ爺ビンテージトラクターSTIGER-D26Fにくくりつけて、ロータリーで耕しながらマルチングします。
いくら機械といえど、セッティングや作業にはちよっとしたコツがあります。
何度が試しているうちに、ヨコ爺とのイキもぴったり、
2時間ほどで約1反半の「かぼちゃ畑」の準備完了。
次回は苗植えが大変そうです。