本日も京都の高校、降ったり止んだりのややこしい天気でした。
今の時期、農作業としては、生徒さんたちに楽しんでもらうようなものはあまりません。しかし、地道なとても大切な仕事があります。
害虫や雑草の防除です。
苗が幼いころは、変な虫がつかないように、雑草に負けないように、手をかけます。ある程度生長してくれば、虫に少々喰われても、雑草が繁っても負けなくなります。
「実際、作物を観察していると、どうも雑草と共生したり、競争しているように見えます。雑草の多い場所では、作物も大きく育ち、日光を奪いあうが如く競争して伸びていたり。また、お互い密集して生えているので風や寒冷にも強いように思えます。他方、ビニールハウス内の作物は充分な肥料と水を毎日与えないと育ちません。露地の作物と比べて味も異なります。」
「なんか、人間の成長や教育とよく似たところがありますよね。
高校生のみなさんも、変な虫に負けたり、雑草に呑みこまれないよう、
元気よく成長して行ってくださいね。」
なんちゃって、今日のオモシロくない作業の言い訳でした。
solachiの畑では農薬を使わないので、虫はピンセットや指先で取るし、草取りも手作業なので大変です。(当人は、もうくじけそうですが)
そこで、高校生の皆さんにもこの大切な仕事を手伝っていただくことにしました。
2班に分かれて、
トラクターでいざ出陣、というか記念写真。
トウモロコシ畑の雑草とり・・・・・
果樹園の掃除(開墾時に残った小枝拾い)・・・・・
solachiもこの時ばかり作業に没頭、写真なしですみません。
いつものデッキで、ひと休み。
solachiの移住計画に興味を持たれたのは、むしろ先生たち。
ポロン(♀)もなでしこサッカーで、高校生を歓迎
ちょっとは、喜んでもらえたかな。
本当に短い時間だったので、充分な農家体験できませんでした。
修学旅行、お決まりの観光地めぐりと比べいて如何でしょうか?