近隣の小豆は既に刈り取り作業が始まっている。
solachi畑の小豆は、なぜか青々としてまだ葉も落ちていない。
茎の上三分の二は鹿に喰われたのだが、幸いそれが剪定・摘果となったのか?、残った莢が丸まると肥えているような気がする。
少なくとも、莢がこの様に茶色くならないと刈り取りできない。
一方、ケロミ畑は7割方、黄色く変色してきたため、今日刈り取ることにした。
葉が落ちていないのは、地主さん曰く、「地力があるため」。
手刈りで、バケットに2杯分あった。数日乾燥させ、次はいよいよ脱穀だ。
両手にいっぱい小豆の束をかかえて、初めての本格的な刈り取りだった。収穫の喜びも少しはあったが、これから手作業での脱穀や篩いの作業が待っているかと思うと不安の方が大きい。
solachiの畑は、この4倍以上はある。刈り取りだけでもくじけそうな気がする。雑草だらけの曲がりくねった畝、おまけに鹿に踏み荒らされて寝そべってしまった茎なので、ハーベスタや草刈り機すら使えない。すべて手刈りを覚悟しなければならない。
農家さんの畑が整然としているという意味がよく分かる。
ただ、手刈りの利点は、まだ熟していない株を残しておけること。今日の作業でも、まだ莢が青いもの(4分の1くらい)は残しておいた。
今日、取った小豆
熟して乾燥が始まっているものが上の莢、下の莢は黄色く変色しているものの乾燥が不充分で、つまむと軟らかい。豆そのものも倍近くある。乾燥する過程で、色も濃くなり、縮むのだそうだ。
もっと未熟な豆は、緑色をしている。枝豆のように食すこともできるそうだ。熟成段階で、味や栄養価が異なるのだろうか?