リモートカメラ、そろそろ薪作り始めっか。

 今シーズンも焚きに焚きましたよ。ひと冬でこのコンテナ8基分です。実は少し残っていたのですが、ここ数日の寒さで全部使い切りました。

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 昨年、横爺に手伝ってもらって作った、フロンフォークです。普通はトラクター後方の3点ヒッチに取り付けるのですが、頚椎症で後ろを向いての作業が辛いので、フロントローダーに取り付けるように加工したものです。

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 ところが、運転席からは、ボンネットが邪魔してフォークの先が全く見えません。

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 コンテナ下部の狭い隙間に、フォークを差し込むのですが、何度も運転席から降りて位置を確認しないと、うまく差し込めません。フロントローダーは垂直動だけでなく、上下の角度も自在に変えられるのですが、それがアダとなって地面に突き刺さったり、コンテナの隙間の上に刺さったりするのです。ひとり助手が居れば、なんてことない作業なのですが、そうも行かない。

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 そこで、去年から色々考えました。鏡を取り付けるとか、カメラを取り付けるとか。帰阪の折に、電気街で防犯カメラやマイクロカメラ、ネットカメラなども物色しましたが、配線や機材など、どうも大げさになります。

 ところで、昨今のコンパクトカメラはWi-FiBluetoothで画像をパソコンに送信できるのですね。スマートフォンもそうなのですね。カメラのリモート撮影というのは、ずいぶん以前からあったのを思い出し、もしやと思って試してみました。数秒のタイムラグはありますが、なんとか実用にできそうです。

 DIYといういう程ではありませんが、フロントローダーに100均のL金具でカメラを取り付けて、カメラのメニューからワイヤレス通信をon。

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 運転席でiPadのアプリを開くと、リアルタイムでフォークの先端を見ることができました。

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 スマートフォンでも同じことができます。手持ちの機材で、なんとか解決しましたが、万能ではなかったです。カメラは単眼なので、遠近感がありません。文章では表現しにくいのですが、上下に離れているのか前後に離れているのか、判別できないのです。全く見えないよりはマシですが、作業になれるしかないで様です。

 これで、薪運びの準備はできました。

 さあ、これから薪作りを始めます。冬に伐採したカラマツ20本が待ってます。細い太いはありますが、いずれも60年生、樹高30メートルのカラマツです。

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 ああこれ、再来年の分です。来シーズンの薪は既にできてます。

松ぼっくり?

 春に撮ったカラマツの新芽です。若葉と雄花が下向きについています。カラマツは落葉針葉樹で毎年、落葉するので葉っぱの色が鮮やかで、盆栽にも人気があるとか。

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 こちらは、今日撮った雌花(球果)です。もっと若いものでは赤いらしいのですが、まだ見たことがありません。松ぼっくりも、もう一度よく観察してみると面白いかもしれません。

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