OS FS-60 4サイクルRCエンジン

 近隣の畑です。青く見えているのは、アキコ(秋蒔き小麦、うどん用)で、秋に種を蒔き、越冬して夏に収穫します。雪が溶けた所は、すでに青々としています。

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ダブルダイヤモンド 

 今季は、ファルコンに続く2作目です。この機体、実は3代目!1代目は知人に作ってもらって、よく遊んでもらいましたが、嫁いでしまいました。2代目はメカトラブルで大破、それで3代目です。オールドタイマー機で、ゆっくり飛びます。2~3回も飛ばせば、すぐに飽きるのですが、なぜかまた飛ばしたくなる不思議な飛行機です。手放しても、壊してもまた欲しくなる、チキンラーメンみたいな飛行機と言えば、気持ちが分かってもらえるかも知れません。

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  それで、この機体に搭載するエンジンを探していたところ、やはりちょっとクラシックなエンジンをオークションで見つけました。

OS FS-60

 メーカーによると、1976年から発売した世界初の量産型4サイクルエンジンだそうです。http://www.os-engines.co.jp/65th/65_engines.htm 

ロッカーアームがむき出し(オープンロッカータイプ)になっていて、昔っぽさが残っています。

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 ネットを検索してみると、発売後期のMK3だと分かります。それにしてもネット上のマニア情報は豊富ですね。https://static.rcgroups.net/forums/attachments/3/8/1/7/4/a7365643-106-OS%20FS%2060%20story.jpg

 クランクケースの後方プレートには、ブリーザーニップルが付いています。4サイクルエンジンなので、クランクケースに漏れ出た燃料(ブローバイガス)を、ここから放出します。f:id:solachi:20190331135205j:plain

 マフラーが付いていないので、燃料タンクへのプレッシャーをここから取ることもできますが、本来の使い方ではありません。機体を上に向けたときエンストする場合は、メインニードルを緩めて、濃いめの空燃比で運転します。昨今の高性能エンジンには、燃料ポンプが付いているので調整は簡単ですが、昔のおっさんマニアは、よく機体を上に向けたり、下に向けたりしてエンジン調整をしていたものでした。  

 テストベチでの試運転は、一発始動で低速回転も安定していそうです。

 機体のダブルダイヤモンドも、もうすぐ完成です。The first flight is coming soon.