有朋自遠方来、不亦楽乎
遠い所から、二人の旧友が訪ねてきた。
同じ専門職を志し、学んだ友ではあるが、若かりし時から三人揃えばヘマばかり、自称三バカである。
孔子さんなら崇高な学門を論じあったのであろうが、そこは三バカ、厳冬の富良野を子供のように過ごし「これまた楽しからずや」。
三バカその1自作カンジキ
真冬の北海道に来るとは?
グルメは特にないが、実は、景色は夏に負けないくらい美しい。家の裏もこんな感じなので・・・・散策を計画していた。
私も工作好きだが、他の二人も工作好きである。
わざわざ、カンジキを作って持って来た。が・・・・
そこは三バカ、案の定、左側は10数メートル歩いたところで破損!
右側は意外と検討するも、浮力が足らず、大柄な人には使えなかった。
それでも約1時間半、冬の山林を散策する事ができた。
麓郷の展望台へも、このカンジキが活躍! 冬期閉鎖の所まで行って記念撮影パチリ。
三バカその2ロケットストーブの製作
冬をもっと楽しく過ごそうと、話題のロケットストーブを作ってくれた。
材料は、ペール缶3コ、ステンレス煙突、同T字管、パーライト、アルミテープなど
約半日で完成!
ロケットストーブ試運転
焚き口にT字管を挿入して、断熱材で覆うと、さらに燃焼効率が改善され、燃焼部分のパイプ(ペール缶をつないでいる中央部分)が赤熱している。
ロケットストーブは、燃料の薪が少なくてすみ高温になるが、熱量そのものはどうなのだろうか? 風呂釜にするには、相当改善が必要だ。
三バカその3かまくら
雪の少ない地方では、やはり「かまくら」は憧れか? そういえば富良野ではカマクラはあまり見かけない。雪がフワフワで固まらないのである。
しかし、この日は幸い気温が上がり、雨まで降った。ユンボで雪をかき集め、雪山を作って固めてはみたが・・・・
雪を固め過ぎて、一人分の穴を掘ったところで、ギブアップ!
そう言えば、20年前、小学生の娘と北海道に遊びに来た時、娘が一日中カマクラを作っていたなぁ。還暦過ぎのおっさんも、小学生と同じ嗜好であるとは、気持ちが若くて良いが(幼稚なだけ!)、体力がついて行けないのは悲しい。やはり三バカである。
三バカその4吹上温泉
やはり、おっさんはこちらがお似合いだな。
(2月28日誇大広告との苦情があったので、禁マークを貼らせていただきます。波の屈折によるイタズラなのだが確かに・・・。お詫びいたします)
十勝温泉の露天風呂はとても風情がある。昨年ケロミと来たが入浴は断念していた。
吹上温泉は上下の二つの浴槽があり、先ずは下の低温浴槽で体を温める。
上の浴槽は48度もあり、熱いと言うより痛いが、入ってしまえばなんとか浸かれる。
湯冷めしないかと心配したが、さすが温泉、一日中ポカポカであった。
ということで、三バカは楽しい数日を過ごすことができた。