近隣の麦畑は黄金色に色づき収穫の時が近づいています。
今、色づいているのは秋まき小麦で、秋に種を播いて降雪前に発芽、越冬して雪解け後からどんどん成長し、7月下旬から収穫が始まります。
秋まき小麦は収穫歩留まりが良く、めん類に利用され、北海道でもこの小麦の方が多く製産されているそうです。
一方、solachi農園の小麦は未だ青いのです。これは「春まき小麦」といって、春にタネを播いて、9月に収穫します。お隣の農家さんに無理を言って、春まき用の小麦のタネを分けてもらい、1畝ほど植えました。
春まき小麦は、パンなどに利用されます。これで何食分のパンを作ることができるのか? 楽しみにしていたのですが・・・・
赤サビ病というカビに侵されて、葉が黄色く変色してしまいました。毒性が強く人体にも有害だそうです。幸い、麦の穂までは未だ侵されていなかったので、消毒薬を撒いて防いでいます。ヨコ爺曰く、「この程度なら収量が落ちても収穫は期待できる」そうです。穂の先の毛(のぎ毛)が長いのも春まき小麦の特徴。
籾を一つ採ってみました。中は幾つかの袋に分かれています。
一つの袋を撮り出して・・・
潰してみると、白いクリーム状のものが飛びだし、食べてみるとほんのり上品な甘さ! これは、きっと美味しいパンができるぞ!
しかし、脱穀から製粉までの手順が分からない。作る前にな~んも調べないのが、solachiの行き当たりばったり農法です。はたして収穫までこぎ着けるか?