根室本線に乗ってみた

 冬のあいだ、晴天は10日程度はあるでしょうか。青空の朝は冷え込みますが、周りの景色に魅了されます。

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 カラマツやシラカンバの枝に霧氷が着いて、キラキラ光り、とてもきれいです。いくら気温が低くても、朝食を済ませた頃には融けてしまいます。

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初めて乗ってみた

 天気が良いと、やはり外出したくなります。

 根室本線は滝川から富良野新得・帯広を経て根室まで約443Kmの北海道最超路線です。札幌からは石勝線が新得で接続して釧路まで幹線路線となっています。一昨年の台風被害で、東鹿越から新得は未だ復旧していなくて、富良野新得間は廃線候補となっています。

 富良野に買い出しに出かける時、線路の脇を通るのですが、列車が走っているのをほとんど見たことがありません。ローカル線に一度は乗ってみたいと思っていましたが、なかなか乗る機会がなかったのですが、・・・・(おそらく廃線候補になっていなかったら、この先も乗っていなかった)・・・・ 冬景色を楽しもうと出かけました。

 出発駅は、自宅から車で15分の山部駅です。かわいいデザインでしょう。もちろん無人駅です。駅の横には数台駐車できます。

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 やってきました、ワンマンカー

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 東鹿越から先は振替バスが運行しています(新得まで)。

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 やはり、乗客はケロミと私だけでした。

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 山間部駅から、かなやま湖畔の東鹿越駅まで、冬景色を楽しみみながら30分、片道540円でした。

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 普段乗らないので、存続を叫ぶのは気が引けるが、やはり路線が無くなることは寂しい。雪煙を上げて走る一両車は、けなげで応援したくなります。線路横の雑木を伐採して見通しを良くすれば、そこそこ観光列車になるとは思うのだが・・・・・。