牽引ヒッチの自作(薪割り機)

 ほんとうに北海道の夏は終わってしまったのか? 昨夜の最低気温は13度、昼間も22度までしか上がりませんでした。8月なのにフリースを羽織っています。下手をすると、室温は冬場より低いです。こんなに寒い夏は、移住してから初めてです。

 クロイチゴの実は、はじめは赤いですが、熟すと黒くなります。

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 牽引ヒッチを自作

 薪割り機を移動するため、小型トラクターに取り付ける「牽引ヒッチ」を自作しました。Cチャンネル鋼材が余っていたので、毎度へたくそな溶接ですが、適当に組み立てました。

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 鋼材の厚みが3mm弱なので、強度が心配でしたが、組み合わせると意外とガッチリしました。

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 ヒッチボールとマウントだけは通販で購入しました。2,500円ほどでした。ヒッチボールだけだともっと安いのですが、ボールの取り付けシャフト径(ネジの直径)が19mmあります。19mmのドリルビットは数千円しますし、そもそも、そんな太いドリルビットが使える工具もないので、すべて鋼材の切断と溶接だけで作りました。

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 薪割り機を接続すると、こんな感じ。脱着はワンタッチです。これで、200キロ以上の薪割り機を、どこへでも移動できます。

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 それで、過日用意していたカラマツの丸太。今までは、丸太を短く切って、家の前まで運んでから、薪割りをしていましたが、今年は、薪割り機を山の上へ持っていって、現場で、玉切り、薪割り、コンテナ積みまで一気に作業ができました。

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薪作り完了

 重い薪割り機を、人力で動かすのは一苦労でしたが、どこへでも簡単に移動できるので、作業がはかどりました。今年は、コンテナ12基分、2.4立米✖12基=28立米の薪を作りました。一冬で8基ほど消費するので、充分です。

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 薪は2年乾燥させます。最初は屋根をつけずに、降雪時まで雨ざらしにします。風通しさえ良ければ、浸水と乾燥を繰り返したほうがより良く乾燥するとされています。私の場合、カラマツなので、表面の松脂を落とことを狙っています。効果はさだかでないので、今年は、薪割り後、直に屋根をかけたものと比べてみることにします。

 こちらは、昨年作り置きしていたもの。すでに、家の近くに移動して、スタンバイしています。

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