高圧洗浄機完成

 雪も融け、フキノトウもほぼ蕾が開きました。 今日のカレンダーには「退位の日」と書いてありました。テレビはどのチャンネルも、平成最後の日だと言ってました。昨日は「昭和の日」とカレンダーに書いてありました。明日は何の日だったっけ???・・・思い出せません、オイラ連休ボケしたのかなぁ。いやいや老人ボケでしょう。

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 そう言えば、近所にこんなお店があります。懐かしい看板ですね。まじめに一生懸命、営業なさっていたのでしょうね、年月を忘れるくらい奇麗に保存された看板です。現在はお住まいになっていないようですが、家屋も大切にされているようです。近々、ドーナツ店として再利用されると聞いています。DIYerとしては「引退しないでガンバッテね」と言いたいです。

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高圧洗浄機の制作

 それで、楽しくボケようと、天気もいいし、大好きなDIYにとりかかりました。これは、ヨコ爺から頂いた動力噴霧器(動噴)です。

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 こちらもカン爺から頂いた発動機です。

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いずれも既に引退している年代物ですが、昨年11月に動作試験をしています。 

 この二つと、受水槽を組み合わせて高圧洗浄機に再生しますが、総重量は300Kg以上になります。そこで、先ずは機材を載せるパレットを、廃材から制作しました。パレットごとラクターのフロントフォークで運ぶためです。

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 組み合わせて、完成したのが、これです。

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 苦心したのは、手前の棒状の噴射ノズルとホースです。当初市販の散水ノズルを使ったら、プラスチック部品が一発ですっ飛んでしまいました。動噴の最高圧は4.0Kgf/cm2となっています。f:id:solachi:20190416134722j:plain

  ホームセンターに駆け込んだら、高圧洗浄器用のノズルとホースはそれぞれ数千円以上、両方買うと2万円近くします。その横にはケルヒャーの電動高圧洗浄機がセット価格2万円台で売られていました(汗)。もちろんDIYを楽しむには、多少の軍資金が必要ですが、全てお金で解決するのは、DIYerの羞じです。使われていない歴戦の勇士を、如何に低価格で再生するかが楽しいところです。そこで、ノズルはビニールハウスの直管が余っていたので、150円の直管継ぎ手とホースニップル、先端にはそこいら辺にあったボルトを溶接して噴射ノズルを自作しました。ホースはメーター313円の耐圧ホース(1.0Mpa)を5m買って来て試すことにしました。

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 噴射試験は、1シーズン頑張ってくれた除雪機の泥落としと、軒下に蜂の巣があり、どうも今般、女王バチが御退位あそばしたようなので、これを除去することにしました。大事に守られた看板や家屋は、さらに次の役目を担うようですし、中古の除雪機はまた次のシーズン頑張っていただこうと、感謝をもって清掃することにし、蜂の巣は粉砕することにしました。

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市販の廉価な高圧洗浄機に比べて、圧倒的に水量が多いのと、電源や水源がなくても使えるのがメリットです。トラクターでないと運べないのがデメリットですが、泥落としだけでなく、作物の冠水や薬剤を入れれば、サクランボ等の樹木の防除にも使えそうです。 田舎暮らしの楽しみがまた一つ増えました。