HATAKE状況4
タデだで
「これタデだで」と「ヨコジイ」から教えてもらいました。
畑の横に群生している。害にもならないので駆除はしないそうだ。
「蓼食う虫も好き好き」のタデだ! 種が辛いので、虫も喰わないのだそうだ。
アマノジャクノの私は、さっそく食べてみましたが、なんの変哲もなかったです。
南の畑、いよいよ収穫と出荷
南の畑に、ご近所さんが作付けしたピュアホワイト、いよいよ出荷の時がきました。
みごとに真珠の様な白い粒だけで、心配した交雑(黄色い粒)はなかったようです。
甘さは強いですが、私はゴールドラッシュ(黄色)の方が味わいが深い様に感じられました。
収穫は4人ががりで3日かかりました。
300g以上のものだけが出荷できます。できている実の4割程度かな。
軽トラに詰め込んで
無農薬なので、アブラムシがイッパイ付いています。
アブラムシといってもゴキブリじゃありませんよ。小さなケシ粒ほどの黒点でほとんど動きません。
アブラムシが着いているという事は、殺虫剤を使っていないという事なので、食には安全なのですが、実際には売り物にならず、全部返品されます。
なので、一本一本丁手で磨いてアブラムシを取り除き、秤で重さを確認してから箱詰めします。
これも4人がかりで作業して、午後4時までに農協に持っていかなくてはなりません。
う~ん腰が痛てぇぇぇ
いやぁ~ 結構つらい作業でしたよ。
収穫も大変ですが、モロコシの手磨き作業をしていたら、だんだん腹が立ってきました。
こんな小規模で収益度外視の畑なら、手磨きも可能ですが、
ふつうの規模の農家さんなら絶対にできません。効率を考えると結局、農薬散布と言う事になります。
確かに、前回の収穫ではアブラムシなど全く見かけませんでしたからね。
しかし、消費者はアブラムシの着いていないトウモロコシには殺虫剤が使われていることを知らなければなりません。殺虫剤を使うという事は、単に経費がかかるだけでなく、他の昆虫も殺し、トラクターを動かす燃料を使いCO2を排出し、自然環境を壊しているわけです。
アブラムシ着きトウモロコシが安全で地球にも優しいと分かれば、農薬散布も控えられるし、辛い手磨きもせずにすみます。
そんな事を消費者にアピールできるのは誰でしょう?
少なくとも一農家さんでは無理ですよね。
販売店では売れるものしか売りません。当たり前のようですが、はたしてそれで良いのでしょうか。
アベが農業改革と行っているが、効率を追求することが地球に優しいとは限りません。
リーダーは現場の仕事をやってからでないと本当の改革なんてできませんよね。
アベは一日でもいいから手磨き手伝ってくれないかなぁ。
と愚痴を言いながらも、めでたく1400本余りを出荷できました。
収穫・出荷だけで、述べ人数12人ですから当然これだけでも採算は合いませんね(;>_<;) エーン
クロホ病
トウモロコシ畑で、誰か軍手を忘れてるよ
というか、トウモロコシの葉っぱの中に、軍手が突っ込まれている
軍手を取ったら、ボロッと崩れて、中から黒いハラワタが出てきました。
なんじゃぁぁぁ~~これ。めっちゃキモォォォォい
クロホ病(黒穂病)です。
菌によってトウモロコシの粒がふくれあがり皮を突き破って、まるで軍手の様に出てきます。
対策は、胞子が出る前に焼却したり、3年以上トウモロコシを植えない様にするらしい。
しかし、南米ではHuitlacocheといって、これが黒くなるまで待って、食用にする珍味だそうだ。
なかなか手に入らないとか、確かに南の畑に2つしか見つからなかった。
放置して、クロホ病栽培で一山当てる手もあるな。
きもい写真だったので
かわいい花です
実はセイタカアワダチソウでした。
これはその名知らず