富良野は本格的な冬景色、今年は、冬の訪れが早いような気がします。かなやま湖は薄氷が張って、雪が湖面に風紋を描いていました。
粒マスタードの制作
こんな寒い日は、家の中での愉しみがあります。tokuちゃん、お待たせしました、やっと自家製マスタードを作りましたよ。
秋に刈り取った「黃カラシナの種」を、高校生たちが脱穀してくれました。
唐箕やふるい(篩)で選別したものの、黒い雑草の種が混じっています。
拡大すると、「ダイオウ」の種でした。ほぼ、同じくらいの大きさなので、ピンセットで一つづつ除去するしかありませんでした。どなたか、一気に選別する方法があったら、教えて!
きれいに選別したら、一度水洗いして、水分を飛ばしてから、酢に浸けます。レシピを調べると、ワインビネガーを使うようですが、手元に無かったので米酢に3日ほど浸けました。
酢につけると、やや膨らみ、種の周りが粘ついてきます。それを、フードプロセッサにかけますが、うちには無いので「すり鉢」でする事にしました。
ちょうど、姪っ子が居てくれたので、手伝ってもらいました。すり潰すには、力を入れるより、早く回したほうが良いみたい。
グリグリ、ゴリゴリ、10分ほどかな。塩と蜂蜜を少し加えて、粒が少し残るぐらいで止めました。
これだけでも、そうとう辛味がありましたが、煮沸消毒したビンに詰めて、さらに3日間ほど熟成させます。
ソーセージや、チキンにつけて、食べてみました。酸味がよく効いて、辛味の効いたピクルスって感じ。チューブ入りの「ねりカラシ」のように、鼻にツーンと来るような刺激はほとんどありません。子供でも食べられそうです。ケロミが大変気に入ってくれました。もう、半分以上食べてしまいましたが、今のところ、体調には全く変化はありません。solachi特製「粒マスタード」は安全なようです。
しかし、刈り入れからここまで来るのに、なんと手間がかかったことでしょうか。これ、スーパーで300円~くらいですから、もう一度作る気にはなれないです。
残った、マスタードシードは、来年の緑肥に使うことにします。(tokuちゃん、1ビン、2,000円なら送ってあげてもいいよ(-^〇^-)笑)