雨続き

 今年は雨が多い。

「雨があがると、空気が澄み、空は高く、森の香がします。」

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 落葉きのこ(ハナイグチ)は、豊作です。幼木ばかりで無く、50年越しのカラ松林にも、群生しています。

 白いキノコ、ヌマピーさんがコメントしてくださった「ササクレヒトヨダケ」ではないでしょうか? 自信が無かったので採りませんでしたが。

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農業体験(2016その6・7)

 農業体験も雨に降られることが多く、畑仕事をなかなか体験してもらえません。

 ビニールハウス内で花豆の脱穀は単純作業ですが、みなさん意外と丁寧にやってくれるので助かります。

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 定番となった薪割は、やはり気合が入ります。「おりゃァアア・・・!」

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 小豆の刈り取りは適期を過ぎており、小雨くらいでは遅らせられません。長靴持参の学校では雨の中でも、刈り取りを決行しました。お陰様で、豆の「ニオ」は昨年よりずっとサマになりました。本当に皆様ありがとうございました。

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 皆さんが脱穀・唐箕がけしてくれた小豆で、solachi特製の「夏しるこ」を味わっていただいていると思いがけず、大きな虹がでました。f:id:solachi:20160929153508j:plain

 虹は契約の証し 

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 しばし、天からの贈りもので憩いました。

壮大な虹が、アングルに納まりきれなかったので、動画に残しましたよ。 

 

《当日、お手伝い下さった皆様へ》 ブログで写真を提供するお約束でしたが、やはりブログ上では全てマスキングすることにしました。元写真が必要でしたら、私の方から学校の許可を得て、問題がなければクラウド等で提供しますので、班長さんはご一報下さい。

落葉きのこ2016

農業体験(2016その5)

 雨の日は、農業体験も気が滅入ってしまいます。ビニールハウス内で豆の脱穀をした後、倉庫内で薪割りは定番となりました。薪割りは、最初からはなかなか上手くいきませんが、女子でも何度か振り下ろしている間に、「ビシッ」と割れることがあります。それを見て、諦めていた他の子も再度挑戦してみたくなります。なんとか、終了の時間までに成功させてあげるのが、solachiの喜びです。

 一度、味わった薪割りの成功体験は忘れられないのです。

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落葉きのこ

 やっと出てきました! ここ3年間ほど、不作ででしたが、今年は以前に戻りつつあります。

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 家の前の、こんな林の中に出ています。カラ松や白樺などの幼木林です。雨上がりに探しに行きます。

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 右がカラ松、左が柳です。わりと細いですね。約10~15年木だと思います。30~50年以上の太いカラ松の植林内には、ほとんど見つけることが出来ません。

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 遠方から来る「キノコ取り」が乱獲したのか、 あるいは、「カラマツハラアカハバチ」によるカラ松の食害が激しかったためか、2013~15年の3年間は不作でした。今年は、カラ松の食害もなく、私自身も畑仕事が忙しく、ほとんど林内に入っていないので、自然が戻ってきたのかも知れません。

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 根っこを出来る限り残して、一箇所から採りすぎないように、今日、食べる分だけ頂きました。f:id:solachi:20160924161011j:plain

なめこ」と同じような食感です。料理方法もほぼ同じですが、蝿の幼虫が入っていることがあるので、塩水に浸けてよく観察してから料理します。ただし、塩水に浸けると香が損なわれるそうです。今年は、虫を確認できませんでしたが、うようよ動いているのを一度でも見てしまうと、やっばり、塩水に浸けてしまいますね。

 

 

 

陸稲の穂が出た

 9月半ばになって、諦めていた陸稲(おかぼ)の穂がやっと出てきました。しかし、遅すぎます。少なくとも1カ月以上は遅い

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 花粉嚢(雄しべ?)らしきものも出ていますが、10月に入ると霜が降りるので、今から間に合うかどうか?

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 北海道で陸稲の栽培は難しいのですが、なんとか穂が出ることが確認されたので、来年は、もう少し早くから育苗にとりかかってみます。

 今季一粒でも米が収穫できたら、詳しい経過をアップします。

 現在の陸稲畑 

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 「はさがけ」用の馬まで、用意していましたが、今年は無用のようです。

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solachi体験農園(2016その4)

 今年は、数種類の豆を植えてみました。そのうち、「金時」「中長」「とら豆」の乾燥が終わったので、脱穀を手伝ってもらいました。とても元気な神奈川からの高校生でした。

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 五目植えなので、量は少なく、それぞれ2キロ程度かな。手作業の脱穀だったので、唐箕がけの必要はなく、即料理に使えます。右下が「中長」うづら豆とも呼ばれます。左下のツートンカラーが「とら豆」、金時を含めいずれも甘煮が定番レシピだそうです。

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 作業の後は、NPOの畑に行って生スイートコーンの甘さにびっくり、Solachiのミニトマトの甘さにもびっくりしていただけましたよ。

 

 

Axis3軸飛行機用ジャイロ(JR)の試運転

 飛行機用ジャイロも昨今のドローン同様、中国、韓国が先進。国産のジャイロは遅れて発売されました。大形機やエンジン機にも取り付けられるとのこと、後発の方が性能も良くなっていると思ったので、試してみることにしました。

 ジャイロの入力はJR(日本遠隔制御)のXBasまたは、フタバのSBasが使えます。逆にBas出力のない受信器は使えません。私は、フタバのSBas2受信器を使いました。

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 もう、だいぶ使いこんだ、セブアートのWindSに搭載しました。

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 もともと、素生の良い機体ですが、強風でも安定して飛ばすことができました。

 Axisは、飛行中にジャイロゲイン(出力値)を切り換えることができます。例えば、「ジャイロoff」「ノーマルジャイロ50%」「ヘッドロックジャイロ50%」の組合せや、「ノーマルジャイロ50%」「ノーマルジャイロ70%」「ヘッドロックジャイロ50%」の組合せなど、ジャイロ効果を事由に組み合わせることができます。ただし、ゲインの値はJRの送信機か、Windowsパソコン(Windows10未対応)上で行います。

 本日、ヘッドロックを試してみましたが、強風だったためか、ロール方向への回転が止まらなくなり、危うく落とすところでした。ジャイロゲイン切替スイッチの位置を、しっかり指に覚えこましておく必要がありますね。下手くそフライヤーにとっては、3Dフライトはまだまだ先のようです。

Solachi体験農園(2016その3)

 またまた台風16号が近づいていますが、今回は北海道は免れそうです。台風が近づくと、雲の様子も変わって異常を知らせてくれます。

 夕焼けと虹

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 9月に入って、修学旅行も目白押し、ピークを迎えています。10月中旬までに今回を含め7校の来園が予定されています。今回は兵庫県西ノ宮の高等学校、カボチャの収穫を手伝ってもらいました。

 solachi農園の畑は傾斜地なので、台風の長雨でも比較的水はけが良く、被害は微少でした。

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 NPO担当者から、美味しいカボチャの選び方を伝授してもらって、にっこり。

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 トマトのシーズンもそろそろ終わりですが、オレンジ色のミニトマト

オレンジパルチェは、シーズン始めより、どんどん甘さを増しています。やはり水やりを制限すると良いみたいです。

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麦の脱穀

台風10号

 台風10号は、すぐ近くの南富良野町や十勝方面に多大な被害を及ぼしました。solachi農園も改めて備えを強化しているところです。こちらは前回の9号の方が被害が多く、水道ポンプが水没したり砂利道か流されたりと、未だ修復できていないところもありまが、水道ポンプはなんとか自力で修理し作動するようになりました。しかし、止水栓バルブを捻ると「ビリビリビリ」と感電するので、念のため新品に交換しました。一方、ばっちゃんパワーで立て直した白樺は健全です。ばっちゃんも台風の合間を縫って、無事帰宅しました。 

 残念なのは、台風の連続パンチで「巴旦杏」の実が全て落ちてしまったことです。つい先日まで、鈴なりになって熟するのを待っていましたが、収穫はこれ一つだけ。初めて味わった巴旦杏の実は、甘酸っぱく美味しかった。来年に期待します。

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 他の農作物は、幸い順調に育っています。

 ハウスの大玉トマトにはポロンもびっくり。毎日トマトづけです。

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 中学生が植えてくれた、枝豆も食べきれず、ご近所さんへ。

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 こちらはめずらしい、食べるホオズキ

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 黄色くなったら食べ頃、少しクセのある軽い甘さで、口直しに一粒、二粒は美味しいのですが、たくさんは食べたくないかな。

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 母の日に、二男が送ってくれたカーネーション。ハウスに植えたら増えてきました。

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麦の脱穀

 ばっちゃんが刈りとった麦は、しばらく乾燥させ

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 軽トラで運んで

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 ケロミが脱穀を手伝ってくれました。脱穀機は、廃業農家さんの倉庫にあったものを地主さん経由で頂いたものです。

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 動力も、これまたジャンク屋ワトー商店で頂いてきたクボタの発動機です。これ、ボロボロのディーゼルエンジンでしたが、手回しクランクで、一発で始動しました。平ベルトにワックスを塗って、脱穀機に繋ぎます。慣れないと、とても危険な作業らしいですが、ヨコ爺の指導で、なんとか使いこなせるようになりました。

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 現在では、小麦をこんなもので脱穀するのは家庭菜園だけでしょうね。農家さんはすべてコンバインで収穫して。即出荷されるようです。さらに、小麦を自家消費している方も、非常に少ないのではないでしょうか? 米のように精米(精麦)するのが難しいらしいです。家庭でも製粉は可能ですが、外皮(「ふすま」と呼ばれ米糠に相当する)を除去しきれないそうです。splachi農園の場合、収穫量が少なく出荷もできないので自家消費するしかありません。なんとか食える手段を考えなくては・・・・・。

 たぬき

 今までに敷地内で、三匹のたぬきファミリーを目撃しています。お尻が大きく可愛いやつらです。NPOの畑でトウモロコシが荒らされています。鹿も食事に来ているが、食べかすを一箇所に捨てるのは、人間とたぬきだけだそうです。アライグマかもしれませんので、行政経由でワナがしかけられ、一匹捕まえられてしまいました。捕まったのはたぬきでした。この後どこかに連行されたようですが、行き先は? ポロンに似たかわいいたぬき、たぬき汁になっていなければ、もう捕まるなよ。

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