雨が続いて、小豆の播種期限が迫ってきました。
遅くとも5月中に播種しないと間に合いません。
植えつけ時機が遅れると、当然収穫時期が遅れるが、
収穫時期が遅れると、未熟な状態で霜に遇うと全滅するのだそうです。
昔は、集落全体で青草を燃やし、煙で畑全体を覆い、霜害を防いだと、ヨコ爺の話です。
畝立て
備後里山師匠の御指南、「縦畝アタッチメント」をヨコ爺が成作してくれました。
ロータリーで耕運しながら、小豆の畝間60㎝になるよう、枕木に板をネジ止め。
枕木はウェイトで押さえ、整地する。
先ずは、一起こし70メートルです
雨が続き、粘土質なので土の塊ができて良くありません。
地元のイベントや集会予定が入っていて、今日しか作業日がない。
ちょっとハードですが、約一反、畝を立てました。
田端式播種機
次に活躍したのが、これ
小豆は、2~3粒ずつ20~25㎝おきに播種します。
1畝70メートルなので、300回/1畝×24畝=7200回近く腰を屈めなくてはなりません。
そこで、地主さんが古道具を貸してくれました。
もはや、骨董品ですが、なかなかな優れ物でした。
側面には、農林通産大臣賞授与と印字、
前輪と円板がチェーンと歯車でリンケージされていて、
円板に開いた穴に、豆が3粒~4粒入って、約20㎝間隔で播種されます。
おまけに、後方の鉄翼とローラーで、土を掻き寄せ鎮圧までできます。
御陰様で、約半日で小豆たねまきを終えました。
用意したタネは、えりも小豆(根粒菌コーティング種子)5㎏でしたが、1㎏以上余りました。
事前の、苦土石灰蒔き、縦畝アタッチメントの成作と試運転は、ヨコ爺、ジーコパパの御世話になっています。
さて、この先、小豆畑はどうなることやら。