小豆の初出荷
この季節、毎朝、枯草に降る霜の造形を愉しむことができる。
最低気温はマイナス4度、日が昇ると果樹園からは湯気が立ちのぼる。それでもプラス2度、こんな日は風が無いので、寒さは感じない。
不思議な景色
雪を被っている目前の山頂は、ここから30メートルほど高いだけ、30メートル低い畑は、秋蒔き小麦で青々としている。
初出荷
先日、残っていた小豆を地主さんに脱穀してもらった。鹿や虫に半分以上喰われた小豆を、唐棹を使った人力脱穀をするには、あまりにも戦意が消失していたからだ。
それでも、自家消費を差し引いて、有り余る量を落とせた。そこで、少量で悪いが、残りを農協さんに引き取ってもらうことにした。自家用にはピンセットで虫喰い豆や未熟豆を選別するが、農協は機械選別なので、そのまま出荷できる。少量でも現金化してもらえるので、有りがたい存在だ。燃料代くらいになれば良いのだが・・・・。
今年の農作業も、これで一段落。やっと景色を眺める余裕も出て来た。いよいよ本格的な冬支度だ。