作業小屋(その4-屋根)& 畑

今週は屋根を張った。

 垂木(45×45mm)を単管パイプにサドルバンドという金具で固定します。以前は垂木クランプで固定しましたが、サドルバンドの方が廉価

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 コンパネを垂木に貼り付けます。雪の無い地方では不要ですネ。最初の一枚目が肝心です。

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 この一枚目の方向が、少しでも狂っていると屋根がゆがんで最悪。垂木が正確に固定されているとは限らないので、「レーザー墨出し器」で四隅の直角を確認し直して、水糸で一辺を誘導しておきます。

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 がここで、アクシデント! ネジ打ちは、見えない垂木に正確にネジ込まないといけないので、予め垂木の位置にラインを引きます。ペンでもいいのですが、簡単なのが「墨ツボ」。昔、じいちゃんはひょうたん型の墨ツボを使っていましたが、今はポケットにも入るプラスチック製。「かるこ」と呼ばれる先端部の針が錆びて折れてしまいました。イッッッ!めんどくせー。プラスチック製は修理できないのです。

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 と思ったけど、ラジコン飛行機の残骸から硬木を切り取って、ピアノ線を差し込んで作ってしまいました。所要時間20分、ホームセンターに新品「かるこ」を買いに行く手間が省けました。本体への収納もOK!

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 こんな風に、墨の着いた糸を両端に固定して、指で持ち上げてはじくと一直線が引けます。

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 無事に対角線まで張り終えました。

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 途中雨の日もありましたが、波板もばっちり計算通り、無駄なく張り終える。

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 倉庫の解体現場から貰ってきたトタン板? 何に使っていたか知らないけど、片流れ屋根なので、雨除けにちょうど良いものが、ころがっていました。

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 切妻屋根なら、両側に雨が流れますが、片流れ屋根は前方から雨が伝って、室内に入り込んで来ます。今までは車庫や倉庫だったので、気にしませんでしたが、今回は作業小屋、床も張ろうとしているので、極力雨漏りを避けたい。

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 これまた、注文したみたいに、ぴったり張れましたが、急にオンボロ小屋になってしまいました。解体現場の廃品なので仕方ないです。

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これ何でしょう?

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 秋蒔き小麦「アキコ」です。ご近所農家さんに、8月に収穫したばかりの小麦を頂きました。強力粉になりますが、自分で作ってみようと先日、播種しました。なんと3日で発芽! 1週間でご覧の通り、すっげー成長力です。もちろん手蒔き、腰が痛くなりましたが、この新芽を見る時が感動で止められません。北海道でこの時期、青い畑はたいがいアキコですね。

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 30メートル3条、越冬して来夏収穫の予定、完全自家製うどんが楽しみ。

 3年前に「ハルコ」を収穫したものの、未だにパンにできないでいる罪悪感に見舞われながらですが・・・。