地主さんは豆の専門家です。
以前からに殺虫剤と殺菌剤の散布を勧められていましたが、なるべく農薬を使いたくないので、様子を見ていました。
葉の虫食いは、ほとんど見られず安心していたのですが、
ところが最近、異状発見!
肥料不足の株でも、既にあずき色に育っているものもありますが
花が変色していたり
莢に穴が開いています。
花を開いてみると、案の定「幼虫」が出て来ました。
莢の中からも出て来ました。数株に1~2匹見つけることが出来ました。
ネットで調べると「アズキノメイガ」または「フキノメイガ」らしいです。
比較的大きな幼虫を観察すると、
背中の部分が脈動しているので、おどろきました。
この脈動は、「背脈管」と呼ばれ、昆虫の心臓にあたります。
末梢には動静脈や毛細血管はなく、体液はこの背脈管の側面から入り、頭部に押し上げられ、体腔に開放されるのだそうです。
畑で撮影した「背脈管」の動画です。
こうして見ていると、けなげに生きているので、
ハスカップのアブラムシと同様、少しくらいなら小豆を喰わしてやろうと思いました。
しかし、この後、更なる悲劇が・・・・