軟白ネギの収穫

オーストラリアから姪っ子が遊びに来てくれました。

旭川空港に迎えに行ったら、こんなポスターが。旭川空港ってすごいんですね。

ついに就航率PR動画が完成! | 旭川空港ターミナル

f:id:solachi:20171121130313j:plain

 この11月は、例年になく寒っぶいです。シーズン的に中途半端な11月ですが、やはり思いっきりシバレた方が、北海道らしいです。女の子に人気のニングルテラスも、つららで綺麗でした。

f:id:solachi:20171124182757j:plain

ネギの収穫

 5月に種から育てて、7月に大阪の女子高校生たちが定植してくれた「軟白ネギ」が、やっと、やっと、やっと収穫の時を迎えました。2週間に一度、土寄せをして可愛がってきたネギっ子達が、立派に育ちましたよ。「〇〇山高校」の皆さん、ありがとうございました。

 もちろん収穫は、姪っ子に手伝ってもらいました。2センチほど表土が凍っていたので、収穫は大変でしたが、土中のネギは大丈夫!でした

f:id:solachi:20171122113256j:plain

 ポロンが、ネギをつまみ食いしたのですが、少量だったので大丈夫でした。小型犬だと、ネギ1本で致死量だそうです。

 ネギは、大変強い作物なので、定植した苗すべてが収穫できたと思います。虫がつかないので完全無農薬です。土付きで、新聞紙にくるみ、先日完成した「野菜ムロ」に保管すると、正月過ぎまで保存できるそうです。

f:id:solachi:20171122121405j:plain

 

フロントローダーブラケットの溶接

11月になると、渡り鳥が頭上を東から西へ飛んでいきます。この景色に写っているのですが・・・・

f:id:solachi:20171024112045j:plain

拡大してやっとこの程度、野鳥を撮るには望遠レンズが欲しくなります。

f:id:solachi:20171024112817j:plain

フロントローダーブラケット

薪ストーブのシーズンになりました。

薪の運び込を少しでも楽にしようと、トラクターで玄関先まで運ぶ方法を考えました。

野積みしていた薪ですが、今年からは「玉ねぎコンテナー」(鉄コン)に入れています。コンテナーはパレットフォークと呼ばれるトラクターの後方に取り付けられたリフトで運搬していました。しかし、リアリフトは持ち上げると水平を保てないのです。

そこで、このパレットフォークをフロントローダー(フロントリフト)で持ち上げられるように加工しました。こうすると、相当高い位置まで、水平に持ち上げることが出来ます。

材料は、パレットフォーク本体、フロントローダーブラケット(3万8千円)、チャンネル溝形鋼です。

f:id:solachi:20171016091445j:plain

材料

ヨコ爺に溶接を手伝ってもらい、塗装しました。やはり塗装すると見違えますね。

f:id:solachi:20171022122423j:plain

トラクターのフロントローダーに取り付けて、玄関先まで水平に運び入れることができます。

f:id:solachi:20171021111152j:plain

最初の冬はスノーモービルで200メートルほど運んでいました。2年目は家屋の近くからソリで運び、3年目は軽トラが大活躍。今年はトラクターと年々楽になってきているのですが、依然として室内への運び込みは肉体労働です。

 

 

 

 

野菜ムロ

斜面を利用して野菜ムロ(室)を作りました。

 まず、ミニコンテナ3〜4個分の穴を掘ります。

f:id:solachi:20170927121636j:plain

奥の壁面から土留め板を、現場合わせで作って行きます。

f:id:solachi:20170930160544j:plain

 床は10センチほど上げて、水はけ良くしておきます。

f:id:solachi:20171001161540j:plain

前面は、スタイロフォームで断熱します。

f:id:solachi:20171006151657j:plain

扉は、積雪や凍結のことを考えて、両開き、引き戸など色々悩みましたが、横爺が跳ね上げ式のヒントをくれたので、そのようにしました。

f:id:solachi:20171007095901j:plain

f:id:solachi:20171007153815j:plain

台風が連れて来た雪ですが、本格的な積雪は、まだまだ先です。

f:id:solachi:20171024111920j:plain

 

 

農業体験(2017年後半9月)

農業体験の後半が始まっています。9月に既に3校が来られていました。アップが遅くなってすみません。

9月14日

 後半の最初は、兵庫県からのご来園でした。あいにくの天気だったので屋内で作業できる「カラシ種の脱穀」をお願いしました。

 燕麦やカラシナの緑肥は、既に鋤込みは終わっていますが、一部「種取り用」として充実させていたものです。量はトラクターのバックレーキ一杯分です。

f:id:solachi:20170906164801j:plain

 食用ではないし、とても小さな種なので、どうやって脱穀・分別するか手探りでした。生徒さんたちと一緒に叩いたり、足で踏んだり、色々やってみましたが、小豆と同じようにフレコンパックに詰めて、ツイストダンスしてもらうのが、一番効率が良いみたいでした。

f:id:solachi:20170914093138j:plain

 唐箕で選別した後、篩いにかけると、粗雑物をほぼ除去することができました。これなら自家製イエローマスタードを作ることができるかも知れません。男子グループ、女子グループ合わせて、約5キロほど収穫できました。

f:id:solachi:20170914100732j:plain

9月19日・22日

 神奈川県から2クラス続けてのご来園でした。前回に引き続き、とても明るく良い子達でした。

 最初の1クラス目は、やはり小雨模様でしたので、今度は燕麦脱穀をお願いしました。こちらは、足踏み脱穀機と唐箕を使って、昔ながらの脱穀作業です。小麦やコメも同じ方法で脱穀・選別できます。とても楽しかったようで、脱穀し終えた麦藁を持って記念写真でした。

f:id:solachi:20170919101339j:plain

 2クラス目は晴天で、畑に入ることが出来ました。春にやはり、農業体験で生徒さん達が植えてくれた、馬鈴薯(キタアカリ、男爵、メークイン)、人参を収穫してもらいました。

f:id:solachi:20170922103953j:plain

 ところで、solachiのブログでは、顔をボカスようにしていますが、皆さん、顔ボカさなくていいよと言われる学校がほとんどです。でも、昨今SNSも悪用されることがあるのでボカスよと言ったら、今回初めて、黒線にして欲しいとリクエストがありました。これで良かったのかな?。

f:id:solachi:20171010224029j:plain



 最後に、大根みたいなミニゴボウも収穫できました。これ、軟らかくて野菜スープに味噌汁にGOOD。

f:id:solachi:20170921174446j:plain

収穫の恵みは、たっぷり味わって、食べきれないのは直売所へ。
 

 

 

雪虫の頃は

初冠雪

 10月1日、富良野岳に初冠雪がありました。昨年より6日早く、一昨年より1日遅いです。昼過ぎには消えていました。

f:id:solachi:20171001095056j:plain

2017年10月1日 富良野

雪虫

 数日前、家の前で雪虫が飛んでいるのを見ました。と言っても雪虫を見るのは初めてなので、その時は「推定雪虫」でした。まさに粉雪が舞うようにフワフワ飛んでいて、簡単に手で捕らえることもできました。部屋に持ち帰って撮影し、ネットで調べると、まさに雪虫でした。はたして、数日後、初冠雪を見たわけです。いよいよ雪の季節の到来です。

 雪虫は「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの一種で、かなり複雑な生態系をもって暮らしているそうです。アブラムシと言っても、ゴキブリでもなければ農作物を荒らすアブラムシでもないようです。「ヤチダモ」と「トドマツ」を住まいとし、その間を行き来する時に、翅が生えて飛ぶのだそうです。その時、「蝋状の線維」を分泌し白い毛が生えたようになるので「雪虫」と呼ばれるそうです。

f:id:solachi:20170925160307j:plain

雪虫

ジャンボシイタケ

 2年前に、シイタケの種菌を「ミズナラ」の榾木に打ち込んで、養生していましたが、なかなかキノコが出てきません。今年もダメかなと思っていました。

f:id:solachi:20170929140025j:plain

 近づいて見ると、なにやら生えている。

f:id:solachi:20170929140149j:plain

 ジャンボシイタケが一つだけ! シコシコ柔らかくてメチャ美味!でした。

f:id:solachi:20170929140515j:plain

 ヒラタケの赤ちゃんもチラホラ出ていました。

f:id:solachi:20170929140221j:plain

オニグルミ

 これなんだか分りますか? 敷地の外れに、大きなオニグルミの木があります。うちの住人「エゾリス」を餌付けしようと拾ってきました。

f:id:solachi:20170928120902j:plain

 一部は、非常食用に、「靴の泥落とし」で洗ってみました。乾燥させると何年も保存できるそうです。ミサイルが飛び交う昨今、非常食として大量に備蓄しておこうかな。

f:id:solachi:20170929135211j:plain