大晦日のお仕事

 今朝の気温はマイナス24度!! 12月としては稀じゃないですかね。グーっと冷える時は晴天です。

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スズメバチの巣

 秋から待っていた、スズメバチの巣の撤去を思いついた。気温が下がって蜂の活動が収まったら撤去しようと放置していたのです。マイナス24℃じゃあ、なんぼ何でも蜂は動かないか、女王バチは地中で越冬しているだろう。

 行ってみてビックリ! オラがここに来て最初の作品、掘っ立て小屋1号が雪の重みで潰れてたやん。 いや、雪の重みじゃなくて柱が腐っていたようです。右後ろの柱が折れているようですが、中央の柱もブラブラでした(その横の軒下に見えるのでハチの巣)。

 この掘っ立て小屋、2013年8月に完成しているので7年以上持ったってことですね。

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 当時は、街から移住してきて何の知識もなく、しかも人力で木材を切り出して作りました。柱に白樺やニオイヒバを使っていますから、逆によくも7年も持ったものです。暖かくなったら解体して、また何か作ろうっと。

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 軒下の蜂の巣は、入り口が大きく空いています。ハチが居たとしても寒さで動けないから、何の防備もせずいきなりスコップで崩してみました。

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 案の定もぬけの殻でした。来春は早めに女王バチを見つけて退治します。女王バチはこの秋に孵化し、どこかで越冬して元の巣に近いところで営巣するそうです。今年も何度か営巣場所を探しているスズメバチを退治しましたが、一匹女王バチはちょろこいので、こちらも武器を持たず対マンで勝負できます。

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 ところで、これ何だか分かります? ハチの巣の天井部で越冬していた「オツネントンボ」です。成虫のままで越冬し、北海道以外では珍しいそうですが、こちらでは大量に居ます。薪の割れ目に隠れているので、うちでは冬中、部屋の中を飛び回っています。

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 発電機の点検

 本日の東京都のコロナ感染者が1,337人と千人を突破、加えて年末寒波の襲来!

大雪による停電に備えて、昨日、発電機を回してみましたが、エンジンがかかりませんでした。思えば前回使用したのが、2018年9月胆振東部地震のブラックアウト以来です。

 水道をポンプアップしているし、橋を渡ってくるので凍結防止ヒーターも使っています。冬季の停電は水が出なくなるので、家屋用と併せて3台の発電機を用意しています。一番怖いのは橋の水道管が凍結して破裂する事です。修理代を思えばポータブル発電機は安いもので。しかし、メンテナンスを怠ると役に立ちません。

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 蜂の巣撤去してから、半日かかりました。古いガソリンを全て抜き取って、燃料ポンプ、キャブレター、プラグを全て点検清掃しました。

 役に立ったのがこれ↓ (今流行りのアフェリエイトとかすればお小遣いになるの?)燃料ホースを引き抜いて、キャブレターに直接スプレーすると始動しやすくなります。成分そのものが燃料みたいなものらしく、洗浄と燃料を兼ねているようです。勿論、他の燃料経路やエンジン本体がイカレテいれば無効です。

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 なんとか、夕方までに3機とも動くようになって、今年も暖かいお部屋で年が越せそうです。えっーと、試運転したら燃料を完全に抜いておくように!。

 

  それでは皆様、来年は良い年になりますように。

 

 それにしても、今日の感染者の多くは無症状、帰省前に「念のため検査」で引っかかったのだとか。やっぱり無自覚感染者が相当居るのだから、Go toは最初から間違っています。直接業者・個人救済すべきです。

凍れ(シバレ)ました 作業小屋(その7-床張りました)

 今朝の最低気温はマイナス19.5度、今季最低気温でした。関越道でドカ雪だったようですが、こちらは少なめで、スキー場はまだ一部のみオープンでした。

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 サンタではありませんよ。

f:id:solachi:20201220173421j:plain 秋に初収穫した大豆を網袋とコーヒー豆袋に入れて、足で踏んだり蹴ったりして、脱穀します。

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 一度ふるいにかけて、大ゴミを取ります。

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 唐箕に掛けます。

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 大豆栽培は、今年初めてでしたが、ビギナーズラックならず、1キロしか獲れなかった。試しに自家製みそでも作ってみるかな。ケロミの小豆に負けたぁぁ(後ろ)。

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作業小屋その7床張り

 秋のうちに、垂木を沢山もらって来ました。

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 傾斜地に小屋を建てているので、単管パイプでレベルを調整して、垂木を水平に並べていきます。

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 長さは5.8メートル

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 コンパネを張って、照明とコンセント、石油ストーブも設置。wifiも完備しています。こうなると作業小屋じゃなくて、「迎賓館」と呼ぶことにします。なお、電気工事は電気工事士の資格が必要ですよぉぉ・・。

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 いやいや、入り口が未完成です。雪が入らないように、これまた貰ってきたビニールハウス用の吊り戸を取り付けました。

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 開口部が広いので、ビニールだけだと、さすがに寒いです。冬の間に、木製の扉を作ることにします。窓は来春のお楽しみです。

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 石油タンク

 室内にあったのは、煙突石油ストーブです。タンクは屋外にあって銅管またはゴムホースで引き込みます。石油タンクはそこらへんの廃屋に転がっているのですが、ホームセンターに90リットルの屋内タンクが1万円であったので、衝動買いしてしまいました。

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 屋内用なので、錆びやすいそうです。それでタンクケースを急遽作りました。給油は上部の蓋を開けて、室内にはゴムホースで繋ぎました。

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 あららら、蓋の傾斜方向が屋根と反対じゃちゃ!。まっ良っか。

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作業小屋(その6-外壁完了)

10月中旬です。この頃は、まだまだ収穫が続いていましたよ。

 初めてのサツマイモ、品種は忘れましたが寒冷地はベトベト甘々系です。子供の頃からサツマイモは咽に詰まるので嫌いでしたが、これは食べられました。

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 レギュラー作物となった長ネギは、今年も豊作でした。ご近所に配りまくって年明けまでたっぷりあります。

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 外壁側面に取りかかります。

 垂木の上に野地板が乗っかっているので、ここに外壁をどう張るか? このままだと隙間が空いてしまう!

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 先に、垂木と垂木の間に詰物をして

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 下から胴縁をもう一本打ちつけました。寸法をギリギリにカットしても、隙間が空いてしまう、工事用の両面テープやコーキングで埋めながら、超めんどくさい仕事でござる。これだけで1日仕事。

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 さらに側壁は上部を斜めにカット、これも後壁より手間がかかります。

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 さらに、驚くことに、譲ってもらったサイディングの色が、途中から「真っ白」!に。

なぬぬぅ、最初に全品調べなかった付が回ってきた。まるで花魁のシロボテです。

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 なんだか「昔の公衆便所」のような建物になってきて、制作意欲が失せてしまいました。

農業体験

 今年はコロナ禍で、農業体験も前半は中学生だけでしたが、後半はぼちぼち本州からの来道があったようです。コロナ禍もあって、全部断っていたのですが、この時期、農作業も少なく受け入れ農家が無いとのこと。全く協力しないのも申し訳ないので、2校だけ受け入れました。

 ニンジンの収穫とお決まりの薪割りです。

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 みなさん、とっても元気の良い生徒さんたちで、元気をもらいました。

 やる気を取り戻して、一番手間のかかる玄関回りに着手しました。扉を付けるつもりなので、鴨居や敷居にあたる「ドア枠」は丈夫にしておかなければなりません。固定金具を自作して、単管パイプと木製柱を固定しました。

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これで柱は、がっちり固定。鴨居との垂直・水平はレーザー墨出器で確認します。

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玄関周りは、またまた違う柄になりました。ますます公衆便所風です。

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 で、とりあえず外壁完成!! なんとか雪には間に合いました。

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作業小屋(その5-外壁後面)

 あれま、もう1カ月も経ってしまいました。日が短くなって、毎朝6時過ぎから元気に作業してましたよ。1カ月前に遡ります。

 10月には、大きな雄鹿が頻繁に現れ、毎晩大きな声で鳴くようになりました。

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 今年は、紅葉がきれいでしたね

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 シイタケの育ちはイマイチでしたネ

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外壁を張り始めました

 胴縁は45×30mmの小垂木を製材所から直接購入しました。ホームセンターより少し廉価だし、なにより質が良いです。乾燥させてカンナ掛けしたものと「アオ材」と呼ばれる未乾燥で表面が粗いものがあります。大工さんに相談すると、乾燥済みのものを勧められますが、屋根の板金屋さんはアオ材を使うそうです。見えない所に使ったり、購入してすぐに固定してしまうような場所には、少しでも安いアオ材で良いかも知れません。私の場合は内壁を張らないかも知れないので、カンナ掛けされた乾燥済みのものを選びました。それから、製材所ではホームセンターにない長尺(4メートル)ものが手に入ります。

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 胴縁と単管パイプは、「サドルバンド」と呼ばれるパイプ固定金具で止めます。

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 外壁は、ご近所さんに譲ってもらった石膏ボードサイディングです。きっと、いろいろな工事現場から残材を集めてきたのでしょう。材質、デザイン、色がまちまちででした。全種類を確かめてから張れば良かったのですが、なにせ重いので重ねられた上から張りました。これが、後で大失敗! 気に入らない柄が小屋の前に出で来ることになります。 

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 サイディングは、横積み用の部材でしたが、胴縁が水平方向なので縦に張るしかありません。こんな方法は素人しかしないでしょうね。目立たない後ろ側から、最初の1枚目を張りはじめました。しっかり垂直を出しましたが、作業が終わってみれば、あまり関係なかったようです。と言うのは、作業を進めていくうちに、必ず歪が出てくるので、角の突き合わせ調整が必要になりますから。

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単管パイプのところは、切り込んでおきます。隙は最後にパテ詰めです。

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 一人で作業しますから、スコップをテコ代わりに、足で踏みつけておいて、サイディングをビス打ちします。

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 後面だけで、三色になってしまいました。この後、色々な柄が出てきます。

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 次回は、上部を斜めにカットする側面です。

リンゴ狩り

元祖トトロ

 北海道深川市はリンゴの産地です。富良野から芦別市を通って約2時間、峠を越えると展望が開けます。

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峠の名前は戸外炉(トトロ)峠。

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 漫画に出てきそうな物体もありますが、

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 なんと猫バスまでありました。

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 リンゴ園は、そこからすぐのところ、色々な種類が作られていましたが、今は「つがる」でした。

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 もいで食べると1個150円ですが、同じ売店で買うと17個980円でした。

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 帰りは「モセウシ温泉」、割と混んでいました。

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 スズメバチ

帰ってきたら、小屋1号にスズメバチの巣! 物置にしか使っていなかったので気付きませんでした。

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 小屋1号は、これぞ掘っ立て小屋、こちらに来て初めての作品です。まだ知識がなく、白樺やニオイヒバなど脆弱な木材を使っています。それでも、まだしばらくは持ちそうな感じ。

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 寒くなったので、蜂の活性は低くなっていますが、凍れてから巣を取り除こうと思っています。本当は女王バチが越冬する前に駆除しないといけないのかなぁ?

 今年は、念のためアナフィラキシーショックに備え、「エピペン」を処方してもらっています。過去に蜂に刺されて抗体ができているとショックを起こすことがあり、ショック症状が出た場合、応急処置としてアドレナリン(エピネフリン)を自分で注射します。キットには練習用の疑似注射がセットされています。いざというときはズボンの上からでも注射できます。アナフィラキシーショックが心配な方は、医師の処方により入手できます。

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