ニンニクの芽吹き

 やっと畑の雪も半分融けました。半分と言うのは、日当たりの良い場所だけ土が見えています。

 ニンニク300本

 昨年の秋に高校生達が植えてくれた、ニンニクが芽を出していました。春一番の芽吹きは、「秋蒔き小麦」と「ニンニク」でしょうか。

 ニンニクは、鹿の食害もなく、虫も喰わないので世話いらずです。マルチを被せたのは、草抜きの手間を省くためです。

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 世話いらずと言っても、ニンニクは肥料が大好きです。元肥もすき込んでありますが、追肥は鶏フンが良いらしいので、面倒でもマルチを剥がしてすき込む予定です。ニンニク300コなんてとうてい食べきれないので、毎年増え続けています。今年は直売所で販売できるかも知れません。

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ハスカップの雪囲

 同じ畑でも、木の影になっている箇所は、まだ雪が残っています。

ハスカップの幼木が、雪の重みで折れないように、雪囲いをしていました。その甲斐あって、枝の損傷はほとんど無いようです。

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軽トラの光軸調整 = ハイゼット・トラック(EBD-S510P 27年式)

軽トラの車検 時期がやってきました。新車2年目なので、今回もユーザー車検に挑戦。

 前回ケロミのミラは、整備なしで受験したら、光軸不良で苦い目に会いました。同じ轍を踏まないよう、光軸調整だけでも自分でできるように、予め準備しました。→東都自動車工業さんで車検整備 - なかなか進まないsolachiの計画

 軽トラの光軸調整については、ネットの記事が少なく、ドンズバリが無かったので紹介しておきます。

光軸調整

 普通車の光軸調整は、ボンネットを開けて、ヘッドライトの裏側に調整用の歯車が2つ、上下用と内外用があります。車種ごとにネットの記事が参考に出ていて、簡単に光軸調整ができます。軽トラも同じなのですが、そもそもボンネットがないので、ヘッドライトの裏側にアクセツすることは簡単ではありません。

 結論から言うと、ロングドライバーを使って、外部から光軸調整を行うことができます。(実は、ヘッドライトを取り外してから、この事に気づきました)

 ヘッドライトの下側に、2つの穴が空いていて(写真の矢印)、水平方向にプラスドライバー(+2または+3)を25センチ程度差し込み、光軸調整用歯車を回せば、上下方向、又は内外方向に光軸をずらすことが出来ます。

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ロングドライバーを自作

 光軸調整用のロングドライバーは、専用のものが市販されているようですが、車検の日に間に合わなかったので、自作しました。

 使わなくなったドライバービットとキャンプ用のペグの先を切断して、溶接しました。

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 相変わらず下手くそな溶接です。溶接棒はステンレス用を使いました。

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 真っ直ぐでないと、狭い穴に入らないので、ハンマーで叩いて伸ばし、グラインターで磨くと、それなりのロングドライバーが出来上がります。

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車検は一発合格!

 壁面にヘッドライトを当てながら、このドライバーで、グリグリ光軸を変化させ、遠目、近目の光軸を調整しました。調整方法は他のブログに詳しいですが、車検場では、遠目(ハイビーム)と近目(ロービーム)の両方が検査されましたが、遠目の方が重要なようです(実は近目で✖が出たのですが、遠目で〇が出たので通りました)。

 今回は、ケロミと一緒に旭川まで車検に行ったのですが、前回と違って、一発合格だったので、嬉しくてたくさん買い物をしてしまいました。おかげで、ディーラー車検より、はるかに高くつきましたY(>_<、)Y。

ヘッドライトの取り外し方

 先に書きましたように、取り外さなくてもよいヘッドライトを外してしまいました。ハイゼットカーゴシリーズも同じではないかと思いますが、軽トラの場合、ヘッドライトの裏側を見るには、ヘッドライトハウジング自身を外さなくてはなりません。そもそも、ヘッドライトを外した状態では、光軸調整など出来ません。ライトを固定した状態でないと、ブラブラになって手持ちのライトなど、どこへでも向けられるのですから。

 まあ、バルブの交換の参考にもなればと思い、写真を乗っけておきます。

フロントバンパーの取り外し

 ナンバープレートと右下の黒いプラスチックカバーを取り外します。

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 2箇所にバンパーを止めているボルトが隠れていました(赤丸)。これと、両サイドのボルト2箇所(簡単に見つけられる)を外して、バンパー全体を手前に引っ張っります。少し強く引くとストッパーが外れると思います。年式によっては、他にもボルト止めがあるかもしれませんので、無理せずに隠れたボルトを探してくださいね。

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 小さなフェンダーを外す

 フェンダーは、ドアを開けて前方のキャップを外すとボルトが2本隠れています。(これは左ドア)

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 ボルトを外したら(赤丸)、手で引っ張ってフェンダーを外します。やはりストッパーで止まっているだけです(青矢印)。

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 これで、ヘッドライトを止めているボルトが2箇所見つかるので、やっとライトを外すことが出来ます。

 ライトの裏側は、普通自動車と同じような、光軸調整用歯車がありました。上方に見える金属のハウジグは、ロングドライバーを歯車に導く、ケースになっています。薄い金属板でできているので、無理にこじると変形して、歯車を回せなくなります。

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 あんな、こんなで、田舎暮らしの時間が、ゆっくり過ぎでいきます。

 

 

 

 

根室本線に乗ってみた

 冬のあいだ、晴天は10日程度はあるでしょうか。青空の朝は冷え込みますが、周りの景色に魅了されます。

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 カラマツやシラカンバの枝に霧氷が着いて、キラキラ光り、とてもきれいです。いくら気温が低くても、朝食を済ませた頃には融けてしまいます。

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初めて乗ってみた

 天気が良いと、やはり外出したくなります。

 根室本線は滝川から富良野新得・帯広を経て根室まで約443Kmの北海道最超路線です。札幌からは石勝線が新得で接続して釧路まで幹線路線となっています。一昨年の台風被害で、東鹿越から新得は未だ復旧していなくて、富良野新得間は廃線候補となっています。

 富良野に買い出しに出かける時、線路の脇を通るのですが、列車が走っているのをほとんど見たことがありません。ローカル線に一度は乗ってみたいと思っていましたが、なかなか乗る機会がなかったのですが、・・・・(おそらく廃線候補になっていなかったら、この先も乗っていなかった)・・・・ 冬景色を楽しもうと出かけました。

 出発駅は、自宅から車で15分の山部駅です。かわいいデザインでしょう。もちろん無人駅です。駅の横には数台駐車できます。

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 やってきました、ワンマンカー

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 東鹿越から先は振替バスが運行しています(新得まで)。

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 やはり、乗客はケロミと私だけでした。

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 山間部駅から、かなやま湖畔の東鹿越駅まで、冬景色を楽しみみながら30分、片道540円でした。

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 普段乗らないので、存続を叫ぶのは気が引けるが、やはり路線が無くなることは寂しい。雪煙を上げて走る一両車は、けなげで応援したくなります。線路横の雑木を伐採して見通しを良くすれば、そこそこ観光列車になるとは思うのだが・・・・・。

 

 

十勝川温泉

ドカ雪

 先週は5年ぶりのドカ雪とか、確かに、富良野に来てから、一度の積雪では最高だったかな。スノーモービル小屋もご覧の通り、埋まってしまいました。気温が上がったり雨が降ると、水を含み重くなるので倒壊の恐れがあります。先日、汗ビショで雪下ろししました。

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 倉庫の前も、こんな感じ。2日間で約60センチの積雪でした。深新雪は浮力がなく、足が短い私では、膝の上まで沈んでしまいます。膝ぐらいなら、なんとか足を引き抜いて歩けますが、太ももまで来ると、もはや泳ぐって感じです。晴れているからいいものの、敷地内でも恐怖感を覚えます。

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十勝川温泉

 除雪や雪下ろしで疲れた身体を癒そうと、帯広の十勝川温泉に行ってきました。こここの温泉は「モール泉」と言って、植物有機物を含んでいるそうです。ドイツのバーデン・バーデンと並んで、希少な泉質だとか。褐色透明の湯で、肌がツルツルします。匂いはほとんどありませんでした。

 露天風呂からの眺めです。帯広の近郊、十勝川沿いなので、景色は吊橋くらいしか目を引くものはありませんでしたが・・・・・。

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 河川敷に、2羽の鶴が遊んでいました。コンパクトカメラのズームではこれがせいっぱいですY(>_<、)Y。 頭が赤いかどうか肉眼でも確認できませんでした。

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 富良野からは、約2時間、日帰りも可能ですが、返って疲れます。泊まったホテルは第一歩ホテル、料理とサービスはとても良かったです。

 

 

スチールMS250Cにオレゴンパワーシャープキットをつけてみた

 冬は伐採の時期です

 薪の造材作業は、なにも寒い冬にする必要はなく、暖かい季節でも良いのですが、夏草や笹が生い茂っていると、山に入りにくいのです。冬は、ハチやダニの餌食になる心配もなく、雪の上を歩くのは「ブッシュこぎ」するよりはるかに楽です。それに、冬は暇なんです。

 今年は、既に10数本のカラマツを間伐しました。密集した人工林なので、十中八九「かかり木」になりますが、その処理も年々上手くなってきました。

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 この地の開拓に入って、初めてのチェーンソーがスチールMS250Cでした。使い始めて、6年が経ちますが、僅かなメンテだけで、今も元気よく回っています。ただ、ソーチェーン(チェーンソーの刃のこと)の目立てだけは、なかなか上手になりません。5本のソーチェーンを使いまわしていますが、目立てはとてもめんどくさい作業です。

 この超めんどくさい目立てが、わずか5秒でできるというのが、オレゴンのパワーシャープなるものです。以前から試してみたかったのですが、良く調べてみると、ソーチェーンのピッチがパワーシャープに適合しないようです。私のMS250Cはガイドバー45cmの並行輸入品で、ヤフオクで安く買ったもので、ソーチェーンも入手に手間取るものでしたが、ここでも裏目にでました。

 半分あきらめていたのですが、ひょっとして、スプロケット(動力歯車)を交換すれば使えるかも知れないと思い、試してみました。

 オレゴンパワーシャープキット

 40cmのガイドバーとソーチェーン、シャープナーと砥石がセットになっています。(9,400円)

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 上記ソーチェーンに適合する。スプロケット(歯の数が6本、ピッチ3/8インチ)も一緒に購入しました。(1,400円)スチールの純正スプロケットもありますが、3倍以上の値段ですし、スチールは基本的にネットでは購入できません。(定価販売の通販があります)

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元のスプロケット、先ずEリングをマイナスドライバーで外します。

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元の歯は7本です(ピッチ0.325)。これを引き抜きます。

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 スプロケットクラッチベルと一体になっていて、これを引き抜くと、内部のクラッチ構造が見えます。軸にはニードルベアリングがついています。これにオレゴンスプロケットをはめて。f:id:solachi:20180125152602j:plain

 オレゴン制ガイドバーをつけると、ぴったり合いました。

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 元のより、5cm短くなりましたが、切れ味はまあまあでした。私が目立てたものより、早く切れなくなる様な感じですが、早速研いでみました。

 切れなくなると、木くずが細かい粉状になります。

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 シャープナーをつけて、フルスロットで約3秒間研ぎます。(取説は5秒ですが、ケチっただけです)

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 3秒でも、しっかり砥げたようです。木くずが大きくなりました。

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 1万円ちょいの出費でしたが、これで目立て作業から開放されるなら、まあまあ、良いかもしれません。耐久性ですが、メーカーでは15回ほど砥げるそうなんで、3シーズンってところ。次回からはチェーンと砥石だけで約5千円です。