十勝川温泉

ドカ雪

 先週は5年ぶりのドカ雪とか、確かに、富良野に来てから、一度の積雪では最高だったかな。スノーモービル小屋もご覧の通り、埋まってしまいました。気温が上がったり雨が降ると、水を含み重くなるので倒壊の恐れがあります。先日、汗ビショで雪下ろししました。

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 倉庫の前も、こんな感じ。2日間で約60センチの積雪でした。深新雪は浮力がなく、足が短い私では、膝の上まで沈んでしまいます。膝ぐらいなら、なんとか足を引き抜いて歩けますが、太ももまで来ると、もはや泳ぐって感じです。晴れているからいいものの、敷地内でも恐怖感を覚えます。

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十勝川温泉

 除雪や雪下ろしで疲れた身体を癒そうと、帯広の十勝川温泉に行ってきました。こここの温泉は「モール泉」と言って、植物有機物を含んでいるそうです。ドイツのバーデン・バーデンと並んで、希少な泉質だとか。褐色透明の湯で、肌がツルツルします。匂いはほとんどありませんでした。

 露天風呂からの眺めです。帯広の近郊、十勝川沿いなので、景色は吊橋くらいしか目を引くものはありませんでしたが・・・・・。

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 河川敷に、2羽の鶴が遊んでいました。コンパクトカメラのズームではこれがせいっぱいですY(>_<、)Y。 頭が赤いかどうか肉眼でも確認できませんでした。

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 富良野からは、約2時間、日帰りも可能ですが、返って疲れます。泊まったホテルは第一歩ホテル、料理とサービスはとても良かったです。

 

 

スチールMS250Cにオレゴンパワーシャープキットをつけてみた

 冬は伐採の時期です

 薪の造材作業は、なにも寒い冬にする必要はなく、暖かい季節でも良いのですが、夏草や笹が生い茂っていると、山に入りにくいのです。冬は、ハチやダニの餌食になる心配もなく、雪の上を歩くのは「ブッシュこぎ」するよりはるかに楽です。それに、冬は暇なんです。

 今年は、既に10数本のカラマツを間伐しました。密集した人工林なので、十中八九「かかり木」になりますが、その処理も年々上手くなってきました。

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 この地の開拓に入って、初めてのチェーンソーがスチールMS250Cでした。使い始めて、6年が経ちますが、僅かなメンテだけで、今も元気よく回っています。ただ、ソーチェーン(チェーンソーの刃のこと)の目立てだけは、なかなか上手になりません。5本のソーチェーンを使いまわしていますが、目立てはとてもめんどくさい作業です。

 この超めんどくさい目立てが、わずか5秒でできるというのが、オレゴンのパワーシャープなるものです。以前から試してみたかったのですが、良く調べてみると、ソーチェーンのピッチがパワーシャープに適合しないようです。私のMS250Cはガイドバー45cmの並行輸入品で、ヤフオクで安く買ったもので、ソーチェーンも入手に手間取るものでしたが、ここでも裏目にでました。

 半分あきらめていたのですが、ひょっとして、スプロケット(動力歯車)を交換すれば使えるかも知れないと思い、試してみました。

 オレゴンパワーシャープキット

 40cmのガイドバーとソーチェーン、シャープナーと砥石がセットになっています。(9,400円)

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 上記ソーチェーンに適合する。スプロケット(歯の数が6本、ピッチ3/8インチ)も一緒に購入しました。(1,400円)スチールの純正スプロケットもありますが、3倍以上の値段ですし、スチールは基本的にネットでは購入できません。(定価販売の通販があります)

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元のスプロケット、先ずEリングをマイナスドライバーで外します。

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元の歯は7本です(ピッチ0.325)。これを引き抜きます。

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 スプロケットクラッチベルと一体になっていて、これを引き抜くと、内部のクラッチ構造が見えます。軸にはニードルベアリングがついています。これにオレゴンスプロケットをはめて。f:id:solachi:20180125152602j:plain

 オレゴン制ガイドバーをつけると、ぴったり合いました。

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 元のより、5cm短くなりましたが、切れ味はまあまあでした。私が目立てたものより、早く切れなくなる様な感じですが、早速研いでみました。

 切れなくなると、木くずが細かい粉状になります。

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 シャープナーをつけて、フルスロットで約3秒間研ぎます。(取説は5秒ですが、ケチっただけです)

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 3秒でも、しっかり砥げたようです。木くずが大きくなりました。

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 1万円ちょいの出費でしたが、これで目立て作業から開放されるなら、まあまあ、良いかもしれません。耐久性ですが、メーカーでは15回ほど砥げるそうなんで、3シーズンってところ。次回からはチェーンと砥石だけで約5千円です。

 

すべり込みセーフの寒中見舞い

長いあいだ冬眠していました。

いつまでも、くよくよしていても仕方ありません。

ん? くよくよしていたの?

くよくよしていた訳ではありませんが、母が天に召されました。

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 2年前、息子の顔も分らい認知症の状態から、短時間だけ奇跡的に正気に戻り、福音を語るチャンスが与えられました。母は、はっきりと「イエス様の十字架の贖いを信じる」と口にしました。むしろ、私の方が信じられないくらいしっかりした声でした。感謝でいっぱいの涙があふれました。

 だから、今回も、くよくよするどころか、感謝でいっぱいです。

 ただ、ブログの冬眠は、放蕩息子が、相変わらず遊びほうけている姿を表すには、やはり、いくばくかの罪悪感を感じていたわけです。

 しかしながら、「おーい元気かぁぁ」という声もいただきましたので、月間更新ゼロにならないよう、スベリ込みで更新いたします。

富良野スキー場 

 寒波で、道外は大変な様子ですね。寒中お見舞い申し上げます。

 こんな時は、むしろ北海道・内陸部は平穏であります。

 1月に入って、気温の高い日もありましたが、今は平年並のパウダースノーとなっています。今年は少し上手になったので、昨年までのマイゲレデから富良野スキー場に練習場所を移しています。

 ここは、修学旅行生と外国人が多いのですが、昼休みになると、こんな感じ。下手くそな私達でも気兼ねなく滑ることができるので、昼時を狙って行きます。ゲレンデの幅が広いのでたっぷり練習できますよ。

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 ゲレンデから見た、富良野岳(十勝連峰と富良野盆地)です。私の家は、あの山の反対側です。1枚目の写真と、裏表になるわけですが、どちらが良いですか? 

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 雄大さはやはり富良野盆地側でしょうね。でも、家の窓から毎日眺めるには、やはり・・・・。 なんちゃって、この辺に住む人たちは、みんな自分の家からの眺めが一番だと思っていますね。

 ではでは、遅ればせながらの記事を、ぼちぼちアップしていきます。

 

餅つき

 小さい頃に比べると、最近はクリスマスや正月にも、それらしき事はしなくなりました。それでも、正月のお雑煮は食べたいものです。うちの雑煮は、大根とカシワの「すまし汁」に焼いた丸餅が定番です。大阪に居た頃は、餅と赤飯(おはぎも有った)の専門店も普通にありましたが、山の中ではそうはいかず、パック入りの切り餅です。

 ヌマさんのブログを羨ましく見ていた所、ご近所さんから餅つきに誘われました。二つ返事でお受けして、丸餅をゲットです。

 やはり、餅つきに子供は必須です。大人ばかりじゃ楽しくない、交代でついたら7臼など、あっという間でした。

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 よもぎ餅は、大福にしました。

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 きな粉、大根おろしは定番ですが、納豆もちは初めてでした。

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 お持ち帰りは、ラップをかけてすぐに雪の上で冷やすと、すぐに冷凍餅になります。こうすると、硬くならないのだとか。

 

自家製マスタード

 富良野は本格的な冬景色、今年は、冬の訪れが早いような気がします。かなやま湖は薄氷が張って、雪が湖面に風紋を描いていました。

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snow ripple

マスタードの制作

 こんな寒い日は、家の中での愉しみがあります。tokuちゃん、お待たせしました、やっと自家製マスタードを作りましたよ。

 秋に刈り取った「黃カラシナの種」を、高校生たちが脱穀してくれました。

solachi.hatenablog.com

 唐箕やふるい(篩)で選別したものの、黒い雑草の種が混じっています。

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 拡大すると、「ダイオウ」の種でした。ほぼ、同じくらいの大きさなので、ピンセットで一つづつ除去するしかありませんでした。どなたか、一気に選別する方法があったら、教えて!

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 きれいに選別したら、一度水洗いして、水分を飛ばしてから、酢に浸けます。レシピを調べると、ワインビネガーを使うようですが、手元に無かったので米酢に3日ほど浸けました。

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 酢につけると、やや膨らみ、種の周りが粘ついてきます。それを、フードプロセッサにかけますが、うちには無いので「すり鉢」でする事にしました。

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 ちょうど、姪っ子が居てくれたので、手伝ってもらいました。すり潰すには、力を入れるより、早く回したほうが良いみたい。

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 グリグリ、ゴリゴリ、10分ほどかな。塩と蜂蜜を少し加えて、粒が少し残るぐらいで止めました。

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 これだけでも、そうとう辛味がありましたが、煮沸消毒したビンに詰めて、さらに3日間ほど熟成させます。

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 ソーセージや、チキンにつけて、食べてみました。酸味がよく効いて、辛味の効いたピクルスって感じ。チューブ入りの「ねりカラシ」のように、鼻にツーンと来るような刺激はほとんどありません。子供でも食べられそうです。ケロミが大変気に入ってくれました。もう、半分以上食べてしまいましたが、今のところ、体調には全く変化はありません。solachi特製「粒マスタード」は安全なようです。

 しかし、刈り入れからここまで来るのに、なんと手間がかかったことでしょうか。これ、スーパーで300円~くらいですから、もう一度作る気にはなれないです。

 残った、マスタードシードは、来年の緑肥に使うことにします。tokuちゃん、1ビン、2,000円なら送ってあげてもいいよ(-^〇^-)笑)

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